義実家帰省のストレスを軽減!円満な年末年始を過ごすための「立ち回り術」
年末年始の帰省は家族の楽しみである一方、義実家での過ごし方次第ではストレスを感じることも。とくに、生活ペースの違いや気遣いからくる疲労は大きな負担です。お互いに心地よく、そして自分自身の負担を軽くするための「立ち回り術」を紹介しましょう。
長期滞在は心身の負担となりますから、思い切って滞在日数を絞るのが最大のストレス軽減策です。一緒に過ごしたい時間や出かけたい場所を考慮しつつ、何もせずに時間を過ごさなければならないという状況に陥らないよう、滞在日数を検討して義実家へ相談しましょう。

地元の友人に会いに行く時間を作るなど、別行動をする予定も組み込む場合は、事前に伝えておくと「いてくれると思っていたのに!」というトラブルを回避しやすくなりますよ。
「お世話になるのだから完璧にお手伝いしなくては……」と思うと、気が重くなってしまいがちです。すべて手伝おうとするのではなく、食器洗いや食卓への配膳、子どもの世話など、ご自身が無理なくできる得意分野に絞って率先して手伝いのお声かけをしましょう。

手伝う分野以外はしっかり感謝を伝え、お互いに心地よく過ごせる雰囲気をつくりましょう。「気にしなくていいよ、座っていて」など、声をかけても手伝える雰囲気ではない場合は、「お言葉に甘えて少し休憩させていただきます」と笑顔で応じれば、場の空気も円満になりますよ。
手土産は心が伝わることが一番大切です。例えば、老舗の和菓子や地元の特産品などを贈れば「義父母が外出の手間をかけずに楽しめるように」という気持ちが伝わりますし、相手の大好きなものを贈れば自分たちのことを考えて選んでくれたことが伝わります。
手土産に迷ったら、高価であることよりも相手を想っているその気持ちや喜ばせたい気持ちをそのまま贈り物に込められるように選びましょう。

相手のことを考えて行動していても、お互いにどう思っているか分からない部分があると、「思い通りに動いてくれない」「どうしたらいいか分からない」というストレスが生まれます。まずは基本を押さえつつたくさんコミュニケーションを取り、相手がどうして欲しいかに寄り添いながら楽しいひとときを過ごしてくださいね。
(Nao Kiyota)
