サッカー日本代表は11月11日、カタールW杯アジア最終予選でベトナム代表と対戦。これを解説した元日本代表MF松井大輔による爆弾発言にネットがザワついている。
同試合の地上波での放送はなく、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」が中継し、解説に松井を起用。後半13分、ベトナム選手と激しく競り合ったMF田中碧にファウルが出されなかったことから、敵将のパク・ハンソ監督はイライラの表情を隠さず、審判の判定に不服そうな態度を見せた。
すると、今夏までベトナムの中心地であるホーチミンに本拠地を置くサイゴンFCに在籍していた松井は、同国で英雄視されている韓国出身の同監督について「パク・ハンソ監督はすごい嫌いなんでね、日本が」と説明。続けて、「めちゃくちゃ言われたことありますから。『日本の製品は使わない!』とか」と同監督の“反日エピソード”を明かした。
「韓国出身ながら、ハンソ監督のベトナムサッカー界への貢献度は高く、松井は『(ベトナムで)めちゃくちゃ有名ですね。銅像が建つのではって言われてるくらい』とその知名度にも言及。しかし、そんなベトナムの英雄から浴びせられたのは痛烈な言葉で、ネットでは松井の突然の暴露に『急にその情報ぶっ込んできてて笑った笑』『なかなか面白いこと聞いたわ』『これも地上波ではないから聞けるエピソード? 面白いかも』『絶対地上波じゃダメなやつ』『爆弾発言でしたね』などとザワつく反応がズラリ。一方で、『別に使う使わないは自由だけどさ、わざわざ日本人にそのことを言うか? 普通は冗談でも言わないだろ』『じゃ、俺も韓国製品買わない!』『心が狭い。人間が小さい』などとハンソ監督の松井への暴言を咎める声も出ています」(テレビ誌ライター)
なお、試合は日本が幾度もチャンスを迎え、終始圧倒するも、決定力に欠き、1-0の辛勝に。ベトナムは最終予選で5連敗を喫し、グループ最下位に沈んでいるが、ハンソ監督にとっては日本に勝てなかったことが最大の屈辱だったのかもしれない。
(木村慎吾)