せっかく布団に入ったのに、気になることを思い出したり不安を感じたりして考え込んでしまい、なかなか寝付けないことってありませんか? 寝る直前になって心がソワソワすることが多い場合は、次のように寝る前の過ごし方を工夫するのがオススメです。
■気になることや不安をリストアップしておく
夜のリラックスタイムに、今日するはずなのに取りこぼしていることがないか、気になることや不安なことはないか、思い起こす時間を作るとよいでしょう。このタイミングで不安を解消しておくことで、就寝時に急に思い出すリスクを下げることができます。
思いついたら、「○日に家族に連絡・相談する」「翌日のTO DOに追加する」など、いつ、どんな行動で解決するかをあわせて書き出します。出てきた焦りはその場で解消しておくことで、睡眠に集中できる心の状態を作りましょう。
■寝る直前にポジティブな日記を書く習慣を作る
焦りや不安を払拭したら、その日のうれしい出来事や頑張ったことなど、ポジティブなことのみの日記を綴りましょう。1日をハッピーな気持ちで終えることでリラックスでき、スムーズな入眠を実現しやすくなります。
ホットドリンクやお気に入りのアロマなどを楽しみながら、リラックスタイムを楽しむのもよいですね。
■寝る直前に新しいことを考えたり学んだりしない
考えごとや勉強をするなら、不安の払拭やポジティブ日記の前に終わらせましょう。寝る直前に新しいことを考えると、疑問や考えごとが生まれやすくなります。
夜は、すでに学んでいることの整理をして記憶を定着させることに向いているため、新しい学びよりも復習に力を入れて、脳内が整った状態で就寝準備に向かいましょう。
寝る直前に考える必要はないのに、頭に思い浮かんでしまって逃れられなくなるのはもったいですよね。夜は“安心”につながる思考整理で、リラックスに専念してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)