掃除機をかけるのが面倒で、どうしてもやる気が起きない……。そんな場合は、掃除機をかける負担を減らすことが大切です。次のような工夫で掃除中の面倒な工程を減らしましょう。
■家具を可動式にする
棚をキャスター式のものにしたり、ワゴンを活用したり、家具の足裏に貼って滑りをよくするシート(フローリング用)を活用したりすれば、家具が“移動式”に。家具を手軽に動かすことができれば、家具の下もスムーズに掃除機をかけることができます。少し動かして掃除をしたい小さめの家具にぴったりの方法です。
■隙間を大きくする
家具を配置する際に隙間ができる場合は、掃除機ヘッドの大きさよりも広い間隔を取るようにすると、ヘッドを外して掃除する必要がなくなります。小さな隙間の掃除は、掃除用具や方法を工夫しなければならず時間がかかりやすいため、そのような場所を極力減らすことで掃除の負担を削減できますよ。
■床に物を置かないようにする
掃除機をかけながら、目の前にある障害物をどかしていく作業は負担が大きいもの。日頃から床の上に直置きになっているものがなければ、いつでも掃除機がけのみに集中することができます。各部屋に“とりあえず”片付けるためのケースを常設し、掃除の前に床の上にあるものを全て入れるようにするのも一つの方法です。物が多いことで掃除機をかける気力が失われるのを防ぎやすくなります。
掃除機を手に取ったら一度も離さずに掃除を終えられるよう環境を整えておくと、重い腰を持ち上げやすくなります。日々の手間を省く工夫として、取り入れてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)