サッカー元日本代表の中田英寿が、土曜朝の生番組「土曜はナニする!?」(フジテレビ系)に4月期からレギュラー出演。驚きの声が上がっている。
中田が出演するのは、みずから初プロデュースするVTR企画「にほんもの学校」。現役引退後、日本各地を訪れ日本の素晴らしさを伝える活動をしてきた中田が、宇賀なつみアナを同行する形で企画がスタート。日本の誇るうまいもの、美しい場所、職人の手仕事、すなわち“にほんのほんもの”と出会うために日本全国を行脚。コーナータイトルも「日本の本当にいいものや、日本のいい人をつなげるという意味で“にほんもの”と名付けた」とタイトルに込められた思いを語った。
4月2日に放送された記念すべき第1回の舞台は新潟県。「千年の歴史を誇る伝統の塩引き鮭」や「一生ものの一点もの! 100年使える!? 調理器具」を紹介。明るく饒舌なナビゲーターぶりにも、注目が集まっている。
「中田は、『一点ものの調理器具作り』に挑戦。銅を槌で殴る姿は様になっていました。さらに『伝統の塩引き鮭』では、みずから白いご飯と実食。美味と勧められたヒレをカリカリ食する姿に『そこを食べる人、初めて見た』と言われ、笑いも誘っていました。意外と天然な一面も、包み隠さず見せていましたね」(女性誌記者)
これにはネットで「ナイスな企画やな、こういうの好き。中田英寿さん、オシャレすぎるやろ」「とてもいい企画。毎週観る」「今までの旅番組の中でも最高クラスに面白かった」といった称賛コメントが寄せられている。
「中田は引退後、世界各地を旅する中で日本の文化や技術に対する高い評価に触れたことがきっかけとなり、日本各地を旅するようになりました。雑誌『AERA』で日本全国をまわる旅について綴るコラムの連載もスタート。特に日本酒については造詣が深く、海外への普及を目指して活動してきました。2012年のロンドンオリンピックでは、蔵元がサービスする日本酒バー『N-Bar』ブロジェクトを展開。2014年には、自身の日本酒ブランド『N』を高木酒造との協力で発売しています」(芸能ライター)
すっかり実業家になった中田。それでも往年のファンにとってはたまらない?
(窪田史朗)