俳優のディーン・フジオカが4月9日、主演ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(日本テレビ系)の制作発表会見に出席。ジャカルタにある自宅に3年近く帰っていないことを明かした。
同ドラマは科学犯罪対策室を創設した警察官僚・小比類巻祐一(ディーン)と天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)の異色コンビによる最先端科学犯罪捜査が描かれる。動画配信サービス「Hulu」との共同製作で、シーズン1を4月23日から全10話で放送。その後、6月からシーズン2がHuluオリジナルとして独占配信される予定だ。
会見中、ドラマのテーマにちなんで「手に入れたい科学の最先端」を司会者から聞かれたディーンは「とにかく“どこでもドア”を作りたい」と回答。さらに「どこに行きたい?」と聞かれると、「(ジャカルタの自宅に)帰宅したいです」と答えた。ディーンによると新型コロナの影響で3年ほど帰っていないという。
ネット上では《お父さん頑張っているなあ。仕事もあるしコロナもあるし、会いたくても会えないのは辛いな》《成長期の子供と実際3年間会わないって、なかなか寂しいですね》《帰りたくても帰れないのはスケジュールのせいでしょう》など同情の声が続出した。
「ディーンは04年に香港でスカウトされ、15年に日本でのドラマ初出演を果たすまで長らくアジアを中心に活動。その後も日本と自宅があるインドネシアのジャカルタを行き来する生活を送っていましたが、コロナ禍で渡航がストップしたため、日本にいる間は妻と3人の子ども達とは主にテレビ電話でやり取りをしていたそうです。
しかし、4月5日にディーンは自身のインスタグラムを更新し、インドネシアで暮らす子どもと日本で再会できたことを報告していました。とはいえ、慣れ親しんだ自宅でも家族とゆっくりくつろぎたいのではないでしょうか」(芸能記者)
とりあえずは、家族と会えないもどかしさは解消されているようだ。
(柏原廉)