コロナ禍で赤字や倒産などのニュースが話題となる中、消費が活性化している分野もあるようです。
そのひとつが100円ショップ。帝国データバンクが100円ショップ業界の動向調査を実施したところ、現在100円ショップ市場は1兆円目前であり、2021年度は9,500億円の見込みなんだとか。店舗はコロナ前から800店増で、1人当たりの購買額は月600円、10年で1.6倍に増加したそうです。
コロナ禍当初は需要が低下するとみられましたが、衛生用品の他、独自商品や高機能商品など、付加価値のある100円以外の価格帯の商品導入が各社で進んだことで、販売減をカバーできたケースがあったようです。100円ショップで、150円や200円の品も購入されるようになったわけですね。実店舗だけでなく、インターネットやコンビニ店舗などで販売されるようになったことも背景にあるようです。
100円ショップはやはり強い! 手軽に安く、さまざまなジャンルのものが買えるというのは便利ですよね。コロナ禍でも、100円ショップには出かけたくなりますから不思議なものです。