女優のいとうまい子が5月28日、自身のインスタグラムを更新。株式会社リソー教育の社外取締役に選任されたことを報告した。
いとうは「選任に関するお知らせ」と題されたリリースの画像をアップ。「5月27日株式会社リソー教育の株主総会にて、社外取締役として正式に選任されました。貢献出来るよう尽力してまいります」と決意をつづった。
株式会社リソー教育は首都圏を中心に学習塾「TOMAS」などを運営している企業。4月12日に同社から、いとうは本名の小野田麻衣子として新任の社外取締役候補者に決定したことが発表されていた。同社によると社外取締役選任の理由として「小野田麻衣子氏は、女優として活躍される一方、現在も大学で研究を続けながら、ロボット開発(高齢者のスクワット運動をアシスト)をおこなうなど多岐にわたり活躍されております。豊富な経験およびダイバーシティなど幅広い視点からアドバイスをいただきたく、社外取締役として選任をお願いするものであります」と説明している。
ネット上ではこの発表に、《おめでとうございます。社外取締役の任務を全うされることを願っています》《努力という才能のある人は、結果的に成果を残していきます。そういう人なんでしょうね》など祝福の声も多かったが、一方で《会社側からしたら、女性比率が改善する上、言いなりになる人が来るので悪いことではないと思っているのでしょう》《有名人をお飾りで持ってくるだけなので騒ぐほどのことではない》《内向きな交流しかなくて、社外取締役を呼ぶ人脈がないから有名人を使うって感じだなぁ。それとも、社外取締役を広告塔と思ってるってことか》など“お飾り”と見る厳しい声もあった。
「いとうは10年に早稲田大学人間科学部eスクールへ入学し、予防医学やロボット工学を学んだ後、14年4月からは早稲田大学大学院人間科学研究科へ進学し、16年には修士課程を修了。さらに現在は博士課程に進学し、女優業と並行して研究者としての顔も持っています。
19年にはAIのベンチャー企業『エクサウィザーズ』のフェロー(研究員)にスカウトされ、21年に不動産テクノロジー企業の株式会社タスキで社外取締役に就任するなど、実績は十分。芸能人の宣伝効果を狙ってということもあるでしょうが、学習塾は近い将来AIを本格導入するとも言われいるため、それも見越していとうに白羽の矢が立ったのではないでしょうか」(芸能記者)
名実ともに選任には申し分なし、といったところのようだ。
(柏原廉)