俳優・小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の第24話が6月19日に放送され、女優・南沙良演じる大姫の最後に涙する視聴者が続出したようだ。
第24話では、亡き源義高(市川染五郎)を今も慕い続ける大姫(南)が、頼朝が用意した縁談話を断るも、義高を知る巴御前(秋元才加)を訪ねて心変わり。縁談話を受けるために京へ向かう。
ところが、丹後局(鈴木京香)から、厳しい現実を突きつけられ戸惑う大姫は病に倒れ、入内の話は延期。鎌倉へ帰っても容態は悪化、「好きに生きるということは、好きに死ぬということ」「死ぬのはちっとも怖くないの。だって、死ねば義高殿に会えるんですもの。楽しみしかない」と言って、やがて息を引き取る場面には「心が痛い」「辛い」などのコメントのほかにも「素晴らしい演技だった」「今後楽しみな方。時代劇にもいろいろ出てほしい」などの称賛コメントが寄せられている。
南は2014年、「nicolaモデルオーディション」でグランプリを受賞。2018年、初主演を務めた映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で数々の映画賞の新人賞を受賞。2021年の日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)第2シリーズで、民放連続ドラマ初出演を果たした。
「新垣結衣は、事務所のかつての先輩。『ドラゴン桜』第1シリーズに出演して、同じ『ポッキー』のイメージキャラクターを務めたことから“第2のガッキー”とも言われています。初めての大河出演について『歴史はひとつでも、その時代を生き、駆け抜けた大姫の物語に正解はなく、演じる物語は未来の私の一部になると思います』と話しており、今回の大姫役が、さらなる飛躍の第一歩になりそうです」(女性誌記者)
今年9月には、主演映画「この子は邪悪」が公開される南沙良。20歳を迎え、ますます期待は高まるばかりだ。
(窪田史朗)