過去にはバラエティ番組の企画でタランチュラ、イモムシ、ナメクジをペロリと平らげてきたモデル・藤田ニコルだが、そんな彼女をもってして、「あんまり行きたくないロケ」と言わしめた仕事とは一体何なのか。
藤田は6月28日、東京・アクアパーク品川で開催された「RYUGU FESTIVAL supported by TOKYO GIRLS COLLECTION」発表会に登場。お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平、松尾駿らとのトークイベントに臨む中で、同イベントのコンセプトである「不思議な体験」について質問を受けた。
藤田は、なぜかこの季節になると「マネージャーが毎年、絶対心霊ロケの仕事を持ってくる」とし、「個人的にはNGではないけど、あんまり行きたくはない。でも行くしかないから、行っているんですけど」と語った。
実際、今夏の心霊ロケもすでに翌日の撮影が決まっており、「『今年も心霊ロケあるんですけど‥‥どうします?』って、マネージャーが絶対断れないようなテンションで聞いてくるんですけど、それは『はい』って言うしかないやつでしょ」とポツリ。続けて、「なんで毎年呼ばれるんだろう?」と心霊特番の常連になっていることを不思議がると、松尾からは「結果残してるからでしょ。“心霊モデル”として」と指摘され、「やだ! それはやだ!」と不服そうだった。
「藤田は毎夏恒例の人気シリーズ『真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜』(テレビ東京系)のレギュラーメンバーで、深夜のロケでは何かしらの“結果”を残す引きの強さを発揮。2020年7月放送のラジオ番組『藤田ニコルのあしたはにちようび』(TBSラジオ)では、同ロケで殺人事件が起きたトンネル内での写真撮影を行ったところ、『何枚撮っても全部に写るんですよ。トンネルの壁に、顔に見えるものがいっぱい、ワーって写ってて』と説明。また、『風も吹いてないのに、私の髪の毛の右の部分だけがフッて動いてて』と恐怖体験を振り返りました。ほかにも深夜2時、閉園後の遊園地のお化け屋敷を1人でロケした際には、『最後出る時に足を引っ張られちゃって』と明かし、霊との接触も体験済み。『うち、だから毎回なんか起きるんですよね』と当時から“心霊モデル”としての自覚が芽生えていたようです。昨年7月1日のツイッターでも『私は毎年必ずある心霊ロケです。ニキビ普段できないのに6個できてます。笑』と投稿し、いよいよ身体も悲鳴を上げ始めているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
過去には、家族で事故物件のアパートに住んでいた頃、「お化けも見たことあります。白い女の人。みんながよく言うやつです。洗面所で顔洗って、顔を上げたらいました」と告白したこともある藤田。これだけの輝かしい実績があれば、心霊ロケの見届け人としての意味でも、もはや参加が絶対となっているのも頷けるだろう。
(木村慎吾)