交際する女性にとっては少々厄介な掟かもしれない。俳優・松坂桃李が10月9日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)に出演し、松坂家の独特なルールについて語った。
3人姉弟の松坂は「姉と妹という、女性に挟まれて育った」とし、姉については「男勝りといいますか、シモベのような関係性でした」と苦笑いしつつ回想。それを物語るエピソードとして、学生時代に決められた家庭内ルールを紹介した。
松坂は「彼女ができたら、『家にまず連れて来い』っていうルールがありまして。ウチの姉とか母親が『あの子はやめな』とかっていうのを陰で言ってくる」と、かつての恋人を姉たちから“判定”されていたと明かした。
「僕はそのジャッジをされるのが嫌だったので、隠れて付き合ってました」と振り返るも、当時の恋人と一緒に歩いているところを家族から目撃されてしまうことも多かったようで、そのたびに「あの子はちょっと‥‥」と苦言を呈されていたのだとか。
「家族同士の仲のよさがうかがえるエピソードではありますが、松坂家の掟に対し、世の女性からは『うっざー』『こういうのは嫌』『ジロジロと品定めされるなんて地獄』など不評でした。松坂は2019年5月放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)で、中学2年の頃に告白した先輩の女性からOKをもらい、ウキウキ気分に浸るも、のちに自分が“2番手”の男だったことが発覚。しかも、その女性の本命はヤンキー番長で、『お前、俺の女に手を出してるらしいな』と詰め寄られ、『申し訳ありませんでした』と謝罪させられるハメになったと振り返っています。こうした経緯もあり、姉や母親からすると、松坂の恋愛にはチェックを入れる必要があると感じたのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
また、18年2月放送の「THE夜会」では、13歳の頃の松坂がモテたい一心で人気漫画「スラムダンク」の宮城リョータを真似たパーマヘアに挑戦したところ、姉から「ダサいからマジでやめろ!」とツッコまれたエピソードを披露していた。
姉の指摘は至極、的を射たものだったのかもしれない?
(木村慎吾)