「別れたくないのに、彼からフラれそう……」。そんな立場のときの、彼への対処法をまとめてみました。
■あなたの持論の9割を封印して様子をみる
フラれるかもしれないってことは、立場が弱いということですよね。悔しいけど、ここはじっと我慢の時期。彼へあれこれ言うことはせず、ぐっと我慢しましょう。お互いの部屋を行き来する関係なら、彼の暮らしのパターンでも気になることが多いかもしれません。そういうあれこれも、意見をするのは仲直りをしてからです。
■あまりに久しぶりにならないようLINEでは連絡し続ける
しつこくLINEすると、ウザがられてしまいます。でも、連絡しないと自然消滅される可能性が出てきます。なので、仲良かった頃の半分か3分の1くらいの頻度を目安に、連絡は取り続けましょう。LINEでは、自分の話より「出張、お疲れさま」など、相手を気遣う内容で。質問するときも、「疲れてるって言ってたけど大丈夫?」と相手を気遣う話題にしましょう。逆に、「次のデートはいつなの?」など、自分の願望を話すのは控えめに。
■明らかに彼に非があることはチクリとつぶやく
例えば、あなたに内緒で二股をかけていたとか、すでに婚約者がいたなど、明らかに彼に非があることは受け止めてはダメです。これを許すと、かえって彼はあなたをないがしろにします。あなたがいかに悲しいかを“チクリ”と伝えてみてください。彼を責めるのではなく、あなたの心情を冷静に話すのです。そうすると、何も言わないより恋愛関係が修復しますよ。
■“思い出”の装置で仲直りを仕掛ける
音楽が鳴り響く場所では、仲直りの会話もできません。それより、静かに音楽の流れる穏やかな色合いのカフェなどで会いましょう。ドライブに行くなら、仲良かった頃の音楽をかけたり、当時の楽しかった出来事を話したりしてみてください。彼の気持ちがあなたにもう一度近付くかもしれません。ただし、会話に絶対はありませんから、相手の様子をみながら話題を切り替えるタイミングをみつけましょう。
いかがでしたか。フラれそうだけど「まだ別れたくない」なら、我慢しながらのコミュニケーションで乗り切ってみてください。彼の、ホンモノの本命になってくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。