元V6で、ジャニーズアイランド社長を務める井ノ原快彦の“ジャニーズ改革”について1月8日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
記事によると、昨年11月1日付で退職した滝沢秀明氏の後任として社長に就任した井ノ原は、所属タレントが続々と離れつつある状況を危惧し、「結束」に向けて動き出しているという。
井ノ原は所属タレントと密にコミュニケーションを取っているだけでなく、ファンが願う“伝統行事”の復活にも尽力。例えば、滝沢氏が10年以上も演出を務めてきた「滝沢歌舞伎」は、事務所内で反対の声が強かったにも関わらず、所属タレントの心情やファンの反発を考慮して「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」と題して4月に上演することを押し切ったという。
先日には、06年を最後に開催されなくなった「ジャニーズ成人式」を復活させてもいる。
ネット上では井ノ原の“ジャニーズ改革”について、「立て直すタイミングだし、いいと思う」「昔のものもよければ復活させる、社内で反対されても多くのファンが求めていれば提供する。イノッチのやり方は柔軟で好感持てる」などと支持する声も多い一方で、「上層部と合わなくて数年後に辞任しそう」と心配する声も…。
「辞めた滝沢氏も改革派の1人でしたからね。ネット展開に積極的でしたし、ジャニーズJr.の“22歳定年”を打ち出すなど改革路線を推し進めていました。しかし、結果的に退社となってしまったので、その原因は旧弊な体質である事務所本体と何らかの形でぶつかってしまった可能性が高い。今後、井ノ原も改革を推し進めればそれを阻もうとする動きが出てくるかもしれません」(芸能記者)
再び社長が入れ替わるという事態は避けたいところだ。
(柏原廉)