「厚焼き玉子を作るのが苦手で、朝食やお弁当に積極的に取り入れられない……」と悩んでいませんか? 次のような方法なら、卵焼き器を使って本格的に作らなくても簡単に完成しちゃいます。もっと手軽に、ラクに日々の食事に取り入れてしまいましょう。
■フライパンで作る
上手に四角く整形するには玉子焼き専用のフライパンを使うのが一番ですが、フライパンで作ることも可能です。卵2つで作る場合、ボウルに卵を割り入れて砂糖や塩、出汁などお好みの調味料を加えてよくかき混ぜたら、油を熱したフライパンに全量注いでしまいましょう。フライパン全体に丸く卵液が流れてOKです。
卵が固まらないうちに菜箸でサッと混ぜます。半量くらいがスクランブルエッグのように固まったところで、菜箸かフライ返しで左右を真ん中に向かって折り込むようにして卵を真ん中に集め(折り込めなかったら真ん中に寄せるだけでOK)、縦に長い長方形になるように整えます。最後に、手前か上部を箸で持ち上げて折るようにしてくるくると巻いていきましょう。端っこだけ薄くなったりしても、後で切り落とせば大丈夫。最後まで巻いたら、必要に応じて弱火でじっくり火を通せば完成です。
■電子レンジで作る
フライパンも使わずに厚焼き玉子を作るには、電子レンジを活用しましょう。卵2個を耐熱容器に割り入れ、お好みの調味料を加えてよく混ぜます。マヨネーズを加えたり卵液をこしたりすると、ふわふわに仕上がりやすくなりますよ。
これをラップせずに600Wの電子レンジで1~1分半加熱し、一度取り出して混ぜます。四角い小さな耐熱容器に入れた場合などですでに整形されているようであれば、ひっくり返すだけでもOK。再度30秒~1分加熱して火が通ったら完成です。好みの形に成形したい場合は、ラップに取り出してくるみながら成形し、形が定着するまでしばらく放置しましょう。
急いでいるときや形にこだわらないときにも、厚焼き玉子を楽しめる便利な方法です。食べたいと思ったらすぐに作れるように、覚えておいてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)