2月20日、NHK・連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第97回が放送され、ヒロインの岩倉舞(福原遥)が幼馴染みの梅津貴司(赤楚衛二)と結婚式を挙げた。
番組冒頭、ウエディングドレス姿の舞は貴司とともに舞の亡き父・浩太(高橋克典)の遺影の前で結婚を報告。
「結婚式の会場は舞たちの行きつけのカフェ『ノーサイド』。式には舞の祖母・才津祥子(高畑淳子)ら長崎県五島の人々や浩太亡き後、母であるめぐみが社長を引き継ぎ、経営難を乗り換えたネジ会社『IWAKURA』の従業員はもちろん、舞の大学時代のサークル仲間・由良冬子(吉谷彩子)や航空学校の同期・矢野倫子(山崎紘菜)といった懐かしい面々も駆けつけ、華やかなムードでした」(テレビ誌ライター)
そんな中、冬子はアリゾナ・グランドキャニオンでセスナのパイロットとして活躍、倫子は同僚のフランス人パイロットと婚約中であることを明かすなど、驚きの“その後”が描かれた。
「さらには舞の兄・悠人(横山裕)と舞の幼馴染み・望月久留美(山下美月)、そして久留美の父・佳晴(松尾諭)と『ノーサイド』の店主・津田道子(たくませいこ)がいい雰囲気になるなど、今後の“結婚ラッシュ”を思わせるような展開に、SNSは沸いていました」(前出・テレビ誌ライター)
その一方、視聴者からは「あの人が結婚式に来ていないのは寂しい」といった声も上がっている。
その代表は、かつて舞と恋人関係だった、航空学校時代の同僚・柏木弘明(目黒蓮)。ネット上には「やっぱり柏木学生は来なかったか」「さすがに新婦が元カレを結婚式に呼ぶのは非常識だから仕方ない」といった声も。
「柏木や、貴司に失恋した形となった秋月史子(八木莉可子)が出席しないのは仕方がないでしょうが、『デラシネ』の初代店主・八木巌(又吉直樹)や航空学校の教官・大河内守(吉川晃司)らがいなかったことに寂しさを覚えた視聴者は少なくなかったようです。また、歌人である貴司の担当編集者・リュー北條(川島潤哉)を呼ばないのはいかがなものかといった声も。15分という短い時間の中で結婚式を描ききらなければならないため、演出の都合上、泣く泣く除外したメンバーもいたのかも知れません」(前出・テレビ誌ライター)
いずれにせよ、晴れて結婚した舞が今後どんな人生を送るのか。3月31日の最終回に向けて、ますます楽しみになった視聴者も多かったようだ。
(石見剣)