今回は、4月3日にスタートしたNHK朝ドラ「らんまん」の主人公を演じる、神木隆之介さんについて占ってみたいと思います。神木さんといえば、古くは2005年のNHK大河ドラマ「義経」で、幼少期の牛若の演技が絶賛されましたよね。その後、着実に役者としてのキャリアを積み、今やドラマ・映画には欠かせない存在に。そんな神木さんのホロスコープ(出生時の星の配置図)を見て、「えっ!?」と思いました。意外すぎるんです。
神木さんのイメージと言えば、落ち着いていておとなしそう、というものではないでしょうか。また、少しクールで冷めている部分も見受けられるはずです。ところが、ホロスコープ上に現れた神木さんは、全くの逆。極めて向上心が強い、上昇志向のかたまりのような人なのです。これから、その点について解説していきます。
神木さんは、太陽が牡牛座。つまり、牡牛座生まれです。ここから、おっとりした人のような第一印象を周囲に与えている様子。ところが、感情や好み、ライフスタイル等を意味する月は、勝ち気で目立ちたがり屋の、非常に我が強い牡羊座に配置されているのです。そのため、神木さんと親しくなった相手は、ハッキリとものを言い、気の強さと目立とう精神にあふれた姿に驚くかもしれません。また、情熱とパワーを意味する火星が、自己顕示欲が強く、承認欲求も強烈で、「トップに君臨するためなら、どんな努力もいとわない」獅子座にあります。
そんな神木さんが、「おとなしくて控えめ」なわけないでしょう。どうせ演じるなら、世界中から注目され、絶賛されるような演技をしたい。それが可能な役を、何が何でも射止めたい…。そう思うのが当然です。獅子座は、守護星が太陽。太陽という星は、西洋占星術において、最もパワーが強大で、影響力も半端ない星といえます。さらに、太陽はこの太陽系宇宙の中心にある星。西洋占星術的解釈をするなら、「世界の中心」が太陽といえるかもしれません。ですから、神木さんも「中心になって活躍したい」という強烈な意識の持ち主では、と推測できるのです。
このように、牡羊座と獅子座の特性を併せ持つ神木さん。プライベート、特に恋愛面ではどうなのでしょうか。男性の恋愛を見る場合、西洋占星術では恋愛傾向を火星、恋愛対象を金星で占います。そして、神木さんの火星が獅子座にあると先程述べました。ここからわかるのが、好きな相手には、サービス精神をとことん発揮するという愛し方の持ち主だということ。なぜなら、獅子座は愛する人に、惜しみなく愛を注ぐ星座だからです。それだけではありません。豪華なディナーに招待し、高価なプレゼントを渡して、特別な時間を演出しようとするはず。
では、神木さんのタイプはどんな女性かというと、こちらは金星で占います。神木さんの金星は、牡羊座。牡羊座の特徴である、「気の強さ、頭の回転の速さ、勇敢さ、大胆さ、正直さ」を兼ね備えている、シャープでワイルドなイメージの女性が浮かびます。神木さんの本命は、これらの条件に当てはまる女性だといえるでしょう。神木さんの身近にそういう女性がいたら、すでに交際中かも!?
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。