坂口健太郎主演ドラマ「Dr.チョコレート」(日本テレビ系)が4月22日にスタート。初回の世帯平均視聴率は8.6%だった。
物語は、利き腕を失った元医者のTeacherこと野田哲也(坂口)と、Dr.チョコレートこと10才の少女・寺嶋唯(白山乃愛)が、優秀なオペ看護師や麻酔科医、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師ら6名をスカウト。医療スペシャリスト集団「チョコレート・カンパニー」を結成する。現金1億円と秘密保持契約、相応のチョコレートの報酬を条件に、ワケあり患者の命を救うというものだ。
10歳の少女が天才的な闇医者を演じるという設定に、ネット上では、「いくら何でも、荒唐無稽も程度を過ぎると見る気がしない」「闇医者で子供が執刀医。アニメなら可能かもしれないが、実写はどうしても違和感がある」「人の命を扱う医療というものの認識が甘すぎる。いくらギフテッドでも無理」などの声が見られ、設定自体についていけない視聴者は少なくなかったようだ。そうした視聴者の中には、「坂口健太郎にこのドラマをやらせるなんて、もったいないの極み」という坂口ファンの意見もあった。
「役柄と同じで現在10歳の白川が演じる寺嶋唯は、天才的な技術を持つ心臓外科医だった父(山本耕史)の影響で外科手術のシミュレーションにハマり高度な医療技術を身につけたとのことですが、子供ですからね。その子がいきなり実際に手術をするのは、やはり無理があると思います。中には、『現実にはあり得ない設定だがおとぎ話だと思えばテンポよく進展していて楽しい』と、突き抜けた話として評価する声や、『ワザと突っ込まれ話題になるの待ってるか』いう裏読みする声もありますが…」(テレビ誌ライター)
ネットの声を見る限りでは、早くも途中脱落者もいたようだが、独特の世界観にハマる人も出てくるのか。今後の視聴率に注目したい。