コロナ禍でその機会が大分減ったといわれる会社の飲み会。でも、かつては「飲みニュケーション」と呼ばれた飲み会も、社内コミュニケーションの手段としてメリットもあり、コロナ禍が収束しつつある最近はちょっとずつ増えているようです。実際はどうなのでしょうか?
■昔は性ハラが当たり前!?
女性にとって、会社の飲み会はたいがい憂鬱なものです。なぜなら、昔は性ハラが当たり前だったから。ネット上では女性たちの体験談として、「昔は酒の席でお尻もまれるのは当たり前だった」「若い女の子がお酌してと言われた」などの声が多くみられるくらい常態化していました。
一方、最近ではハラスメント行為が社会問題化したこともあり、こうした行為は大分やわらいだようです。とはいえ、「飲みニュケーションという言葉自体廃れている」という声もよく聞きますから、まだまだ会社の飲み会が社員たちにとってネガティブなものである実態も残っているようですね。
■飲みニュケーションのメリットとは?
飲みニュケーションは会社側からすればメリットが大きいため、飲み会代を率先して出す会社も多くあります。具体的なメリットとして、「普段話さない人と話すことができる」「仕事が効率化する」「仕事に生かせるアイデアが浮かびやすい」「社員同士の絆が深まる」などが挙げられます。社員にとっても「コミュニケーションスキルが上がる」「会社になじめる」「人間関係がよくなる」などのメリットがあり、積極的に「仕事だと思って臨む」という人もいるようです。
賛否ある「飲みニュケーション」ですが、メリットを感じている人がいる限り、これからも残っていくのかもしれませんね。