衝撃的なジャニーズ事務所の性加害問題を巡る報道が落ち着かない中、別の意味で注目されたのが、事務所最年長の東山紀之がMCを務める「サンデーLIVE！！」（テレビ朝日系）で、この問題について、口を開いた5月21日放送回のワンシーン。責任を感じて、神妙な面持ちで話す東山は御年56歳にして、まだ「美しい」という表現がピッタリだ。かつて「少年隊」で一緒のメンバーだった錦織一清とは、錦織が1歳上だという点を差し引いても、老け方が大きく違う。それは、錦織が「辞めジャニ」だからなのか。男性も多く訪れるという美容クリニック「くさのたろうクリニック」（東京・品川区）の草野太郎院長に聞いた。
M子:もちろん顔立ちだったり、カリスマ性だったり、持って生まれたポテンシャルもあると思いますが、東山さんと錦織さん、肌のあり方がまったく違うのは、やっぱりメンテナンスでしょうか？まず前提として髪型やファッション、肉体の維持も含め東山さんのほうが圧倒的に美容に気をつけていらっしゃると思いますが…。
草野院長:逆に、錦織さんは美容に気を遣ってないわけではなく、それなりにエイジングを楽しんでいるようにも、老いを許容されているようにも感じます。
M子:男性に人気の美容術ってあります？
草野院長:勝手なランキングですが、1・シミ取り、2・たるみとり、3・脱毛です。
X男:ジャニーズタレントで、“この人は何か美容をやっているな”と感じる人、いますか？
草野院長:難しい質問ですね（苦笑）。みんなそれなりにやってるんでしょうけども、1番すごいのは、元V6のメンバーの三宅健くんです。
M子:彼はジャニーズを辞めちゃってますけど、「人から見られている意識」って、やっぱり大事でしょうか？
X男:つまり、老け方に差が出るかどうか。
草野院長:絶対に出ると思います。芸能人はそれが仕事なので当然だと思いますが、365日が“10年に一度の同窓会”だという感覚ではないでしょうか。
M子:先生はジャニーズにご興味はないかもですが、先生が感じるジャニーズの素敵なおじさんは？
草野院長:いろんな意味でマッチさん、近藤真彦さんじゃないかなと。個人活動も充実していて、人生楽しそうですけど。
X男:やっぱりそれですよね。人生を楽しむことが顔を作るんです。
【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。
