「手伝いましょうか?」「疲れていませんか?」という質問をされたとき、「大丈夫です」と答えるのが癖になっている人っていますよね。「大丈夫」は、相手を心配させないために使いやすい言葉です。でも、男の人に対して常に使っていると、恋が遠ざかってしまうかもしれません。その理由を説明していきましょう。
■男の人は手伝いたい?
まず、男の人から「何か手伝う?」と言われた場面から考えてみましょう。このとき、男性はあなたの力になりたいと思って声をかけてくれています。それなのに「大丈夫」と言われると、自分が拒絶されたような気持ちになってしまうのです。
人は自分が頼られたと感じると、相手に好意を抱きやすいといわれています。そのため、相手が助けてくれるというのなら、遠慮はせずに何かお願いをしたほうが相手の期待に応えられるのです。
■心配してくれた相手に「大丈夫」はNG?
次は、男の人があなたを心配してくれた場面を考えてみましょう。あなたの体調が悪そうだったり、失恋直後で落ち込んでいそうだったりというケースが考えられますよね。ここでも、「顔色悪いよ?」「元気なさそうだね」といわれて「大丈夫」と言えば、そこで会話が終了してしまいます。
逆に、「ちょっと疲れちゃって……」とか「上手くいかないことばかりで。今度相談に乗ってくれる?」などと言えば、相手と2人きりで食事に行くチャンスが生まれるのです。
■恋愛対象外な相手にだけ「大丈夫」を使って!
相手から何か申し出てもらったとき、とりあえず「大丈夫」と言ってしまうと、相手との間に壁を作ってしまいます。もし、相手が恋愛対象になりそうなら、あえて「大丈夫」とは言わずに、頼ったり相談したりしてみてください。そこから恋が始まるかもしれませんよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。