業スーで前から気になっていた「卵リッチマヨネーズ」645円。厳選たまごたっぷり 濃厚なコク、なんて買いてあったら、それはもぉおいしいに決まっているでしょう~。しかし、我が家の定番マヨネーズはコストコの「キユーピープロユースマヨネーズ」2本1368円。はたしてどう違うの? 実際に食べ比べてみました。
まず色。キユーピーのマヨネーズに比べて、卵リッチの方が黄色が強め。そして器に絞り出すと、キユーピーのほうが絞り出した際の星形の筋がキリッと残るけれど、卵リッチのほうはゆるっと筋が消えちゃう。ということは、卵リッチの方が柔らかい? もしくは油分とか液状の何かが多めなの?
パッケージの裏の原材料を見ると、卵リッチは食用植物油脂、卵、水飴、醸造酢、食塩、濃縮レモン果汁などに対し、キユーピーの方は、食用植物油脂、卵、醸造酢、食塩、砂糖類(水飴、砂糖)、香辛料となっている。原材料名は多いものから順番に記載するので、卵リッチの方が甘さを高めに設定し、レモン果汁で爽やかさを出しているのに対し、キユーピーはお酢のさっぱり感を高めに、香辛料でキリッと感を出している、ということでしょうか。
ちなみにエネルギー100gに対し、卵リッチは720kcal。キユーピーは729kcal。ここはさほど違いはない、という感じです。
今回調査するにあたって、キュウリとトマトにつけて食べ比べたのですが、正直言って両方ともリッチなおいしさ。目隠しして食べ比べしたら絶対わからない。卵リッチのほうが甘いはず、とか、キユーピーのほうが酸っぱいはず、なんて頭で思っていても、いざ食べてみると、両方とも、やっぱりマヨネーズって生野菜を最高に生かすよね~。許す限りたっぷりつけたいよね~、になっちゃう。卵リッチはこういうものに、キユーピーはああいうものに、という使い方の違いも当た頭に浮かんでこないほど差は感じず。両方うまい、濃い、マヨネーズ最高。としか言えません。つまり両方とも上質のプロユースな、業務用のマヨネーズ。
となると、卵リッチが厳選たまごたっぷりの濃厚なコク、とうたっているけれど、キユーピーは、そんなに卵アピールしてなくてもウチ、いっぱい入ってますから~。ということでしょうか。マヨネーズトップシェアメーカーの誇りを感じます。
そして逆に、業界トップのキユーピーのマヨネーズに、ここまでおいしさで迫ることができる、製造者味の素食品&共同開発神戸物産(業スーの親会社)もすごい。味の素のピュアセレクトマヨネーズとも違う、業スーオリジナルのマヨネーズ?おそらく業スーでしか見ないからオリジナルだと思うんですが、キユーピーに負けないおいしさを作り出しているのは素晴らしい!
ということで結論。多少色や緩さで違いは出たけれど、味は両方ともリッチでもっとつけたくなるおいしさ。そしてキユーピーマヨネーズはキューピーではなくキユーピー。ユは大きいことを初めて知りました!
(ロドリゴいしざわ)