【19番目のカルテ】小芝風花 、“終末期の患者”ベテラン俳優を惹き込む「下の名前呼び」に視聴者涙!
嵐の松本潤が主演を務める日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第6話が8月24日に放送され、平均視聴率は前回と同じく9.6%だった。
この日は、肺がんステージ4と診断された元優秀な大工だった半田辰(石橋蓮司)が在宅ケアを望むことから訪問診療を受け持つことになった総合診療科。徳重晃(松本)は、滝野みずき(小芝風花)に担当を任せることを決める。滝野にとっては初めての終末期医療。患者の辰は人生の終わりを受け入れており、滝野に“カッコよく死にたい”とみずからの希望を伝える。
その気持ちに寄り添う滝野だったが、咳や痰、痛みに苦しむ辰と看護する家族を目の当たりにした滝野は「辛い…」と徳重に打ち明け励まされるのだった。
「滝野の献身的な診療で心を開いた辰は、自分がこれまでに何軒もの家を建ててきた街のジオラマを見せます。そして、これを見せたからには『オレたちはマブ(マブいダチ=特別な友)だ』と滝野に言い、これからは名前で呼んでほしいと伝えます。そして滝野がちょっとはにかみながら『辰っつあん』と呼ぶシーンの小芝の表情と声のトーンは素晴らしかった。そんな小芝を見る石橋の表情も素晴らしかった。石橋ほどのベテラン俳優を自然と芝居に小芝が惹きこんでいるように見えました。徳重に励まされて滝野が号泣するシーンや、辰と滝野の絡みのシーンに涙する視聴者が続出した回でした」(テレビ誌ライター)
滝野演じる小芝に焦点が当てられた第6話。小芝の演技力に視聴者が魅了された回となったようだ。
