俳優・岩城滉一が9月11日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)に生出演。芸能人の不倫に関する持論を述べたが、これが“昭和感丸出し”理論だとして反響を呼んでいる。
岩城は、世間が抱くゲストのイメージを基にした「ぽいぽいトーク」の中で、番組MCのフリーアナ・神田愛花から「芸能界の不倫をどう見てらっしゃるんですか?」と質問された。これに「別にいいんじゃないの?それ、って。『英雄、色を好む』っていう。英雄じゃないヤツがそういうのをするから、家族の面倒を見れなくて問題になる。家族を大事にして、ほかの好きな奴がいたっていいじゃない」と、ザックリ“英雄ならば不倫もOK”との見解を示す。
そうした考え方に対し、妻から叱られることはないかと聞かれ、「何がいけないの?お家にお金をちゃんと入れて、ちゃんとした生活をできるようにするのが男の仕事。離婚するのは責任感がないヤツの集まり」と、最も重要なことは経済的な安定をもたらすことだと主張。続けて「恋をして若くいられるんだったら、奥さんだって『あの人、素敵だな』って思ったら若くいられるから、いいじゃない」と、妻側の不倫にも寛容な姿勢を見せたが、直後に「オレはすごいヤキモチ焼きだけどね」と話していた。
「芸歴48年を誇る大御所俳優とあって、まだまだ昭和の“やりたい放題”な芸能界を地で行く岩城の持論は、『英雄で家族を大事にし、お金を入れていればOK』というもの。また、妻側の移り気もOKとしつつ、自分は嫉妬深いとも話しており、世間からは『自分がされたら嫌なことを相手にもしない、って人として当たり前』『テレビでそれを堂々と言うのは恥ずかしい』『おじいちゃん黙ってて』『典型的な昔の人』など、あまり共感は得られず。昭和を生きたスターなので、“昭和感丸出し”なのは仕方ないですが、全くその考え方を時代に合わせていないところが不評を買った原因でしょうね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、派手な女性関係で知られる“破天荒”な岩城だけに、この話題を振った神田もある程度は想定内の回答だったかもしれない。
(木村慎吾)