仕事ができる人はモテる。モテる人は仕事ができる。なぜだと思いますか?
それは、仕事と恋愛のどちらでも“好かれるためのコミュニケーションとマナー”は同じだからです。なので、あなたが社会人なら、とくにどこかに通って“女磨き”をしなくても、仕事を通してモテる女性になれるのです。
そこで、コミュニケーションとマナーの超基本ともいえる、「これやっちゃダメだよ、こうするほうがいいよ」ということをお伝えしますね。ぜひ参考にしてみてください。
■少しでも自分に落ち度がある場合は、とにかくまず謝る
美容院でもネイルサロンでも、最近は予約を取り忘れるという凡ミスをしても謝らないショップが増えてきました。自分がミスをした。でも、お客様はもうお店に来ている。そんなときには、「今日はできないんです」と言い訳をする前に、まずは謝ること。その上で、「なんとか人を手配できるかやってみます」と動いてみるのです。仕事でも恋愛でも、間違えたらまずは謝るのが基本ですよ。
■今後の予定を決めるときには、“自分ファースト”とドタキャンはNG
いつミーティングをするのかを決めるときに、延々と「いつがよろしいでしょうか?」と譲り合っていたら、予定はまず決まりません。かといって、「〇月〇日の〇時からなどは?」と、あまりに自分ファーストで日時を指定するのもNGです。とくに、いわゆる日中のビジネスタイム以外を指定するのは、距離のある相手の場合は失礼にあたります。さらに、ドタキャンは絶対NG。信頼を失います。もう次はないと思ったほうがいいでしょう。
■丁寧語、敬語の基本はマスターしておく
あなたの勤め先では、社員研修はありましたか? 実は、「あった」という企業でも、具体的にていねいな言葉遣いを教わることはあまりありません。なので、自ら丁寧語と敬語を正しく理解しておくことが大事です。そういった実用書などを1冊は読んでおきましょう。
例えば、自社の社長・上司など、自分から見たら目上の人への電話が取引先からあったときに、「当社の社長の〇〇さんはまだいらっしゃっていません」と話す人が本当に多いのです。これ、ご法度です。
たとえ自分の会社の目上の人であっても、外部の人に語るときには“さん付け”はせず呼び捨てにします。また、「いらっしゃっていません」ではなく「出社しておりません」「現在、外出しております」です。多くの人たちが間違えていますので、要チェックですよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。