コストコで定番人気のスイーツといえば大きなマフィン。2パック12個で現在(10月11日)1298円。以前はで800円弱ぐらいで購入できたりしたんですが、小麦高騰? 円安? をこんなところでも感じたりします。
このマフィン、ブルーベリーやチョコ、バナナ、紅茶など味が選べるのも魅力の一つで、中でもバナナは、上にクランブル(小麦粉、砂糖、バターなどを混ぜぽろぽろしたそぼろ状の生地)が乗っていて、ちょっとしたカリカリ感も楽しめるのがいい感じだったりします。
そのクランブルがたっぷり乗って、さらにバナナブレッド生地の中に果実のクランベリーが練り込まれていて、3本セットでドーンと大きくなって登場したのがこの秋の新作、バナナクランベリーローフ1180円。ずっしり3本。1本が570~580g程度が3本。つまり1.7kg超。バナナのマフィンも存在感たっぷりだけれど、さらに存在感がすごくなって新登場! といった趣です。
原材料はオーストラリア製造のケーキミックス、小麦粉、ドライクランベリー、バナナピューレなど。100gあたり382kcalと書かれています。
ラベルのところには「パン」と書かれていますが、気になったのが名前の「ローフ」。ミートローフとかのローフだよね? ローフっていったい何?と思い調べたところ、ローフって、塊という意味があって切り分けて食べるものを指すそうです。だからバナナクランベリーローフ。納得です。切り分けて食べるよね絶対。
味はケーキミックスで作っているのもあって甘さしっかり。パンと言うよりケーキに近い。と言うかほぼケーキ。しっとりとしたバナナが練り込まれた生地の中に、ドライクランベリーが入っています。なので、バナナの濃厚な甘さ、ではなく、ほどよくバナナの甘さ、そして時々やってくるクランベリーの甘酸っぱさがいいバランス。もちろんクランブルのサクサクほろほろもいい感じです。
しかし、家に帰ってから衝撃の事実発覚。なんと賞味期限が翌日。えっ?! 一緒に買った人とシェアするならまだしも、翌日誰かにお裾分けとか、今度友達の家に1本持って行こう~、とかできないでしょ賞味期限1日のものって!
ということで、買った日と翌日はそのまま味わい、あとは適当な厚さにスライスしてラップで包んで冷凍庫へ。おかげで冷凍庫パンパンです。この日、他に買った冷凍食品も含め、冷凍庫がすごいことに。ただ、レンジで加熱して食べても劣化は感じず、ふんわりバナナの香りとしっとりした生地でいい感じなので、コツコツ時間をかけて味わえばいっか~。ということになりました。まぁ、パウンドケーキみたいなものだからね。生クリームものとかゼリーものじゃないので、冷凍できるのは良かったけれど、消費期限はしっかり確認してから買わなくては、と勢いで買ったことに反省。
1.7kgスイーツで賞味期限翌日…。喫茶店とか飲食店経営者が仕入れるのであれば、賞味期限が翌日でも1.7kgは売り捌けるのかなぁ。改めて、コストコは卸売、業者向けの店でもある、というのを実感することとなりました。
(ロドリゴいしざわ)