11月2日放送のドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)第4話で今田美桜演じる娘・夜々の気持ちを考えず、自分の気持ちを押し付ける母・沙夜子を好演した斉藤由貴。しかし、同日発売の「週刊文春」によると斉藤は、この放送前の10月28日に、かつて、2017年8月にW不倫を報じられた医師が経営するクリニックのドア前で「入れて! 閉めないで!」と、泣きながら懇願して、みずから警察を呼ぶ事件を起こしていたという。
斉藤の所属事務所は、週刊文春の取材に対して、斉藤がその医師と会っていたことは事実だと認めている。しかし「警察に通報したのは斉藤本人で、その場の状況を受けて判断した対応と報告を受けております」として、現在の夫婦関係にも変化はなく、件の医師と会うことについて家族に報告していると聞いており、2017年以降、件の医師と「お付き合いはしておりません」といった内容を回答したとのこと。
ドラマに話を戻すと、2日の放送で斉藤演じる母・沙夜子は、自身が幼少期に女の子として扱われたことがあまりなく、長らくそれに不満を感じていたことから、娘の夜々(今田)には女の子として、ピンクの洋服を着せたり、かわいいスカートをはかせたりして「女の子でいること」を楽しんでもらおうとしていた。しかし夜々は、そうした母からの「女の子でいること」の押し付けに対してつらさを感じていたが、言えなかったと電話で告白。
母から「ごめんね」と謝罪の言葉をもらうというシーンが展開されたため、ネット上には「娘のことを思ってるつもりが空回りする母親を演じてる沙夜子を見ていると、不倫相手の医者のクリニックの前で泣き崩れてるリアル斉藤の背中が浮かんでくる」「娘を思う母親を演じられても、実生活でアンタはデビューしたばかりの娘の行く手を阻むように不倫したり不倫相手のクリニックの前で半狂乱になったりしてるよね、と冷めてしまう」「フィクションで演じてる母親よりも斉藤さんの実生活のほうがドラマチックだから、ドラマに出てきた斎藤さんを見て笑った」など、辛辣な声があがっている。
「斉藤の長女・水嶋凜は、放送中のドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)で齊藤京子演じるヒロインが勤めるスーパーの同僚を、10月24日放送の『大奥』(NHK)第14話では佐津川愛美演じるお志賀の方の侍女として登場。2021年のデビューで、頑張っている真っ最中です。なのに母親の斉藤がスキャンダルで注目されてしまうという現状は、娘の足を引っ張っているとしか言えないのでは」(女性誌記者)
斉藤には、「ドラマで演じている母親より現実の母親としてのほうが毒親」という声まであがっている。週刊文春の直撃取材には多くを語らなかったが、泣き崩れて取り乱していたと報じられた真相を説明してくれる機会は、今後あるのだろうか。