あなたは「夜中にスイーツを食べるのを辞めたい」「友だちに誘われてNOと言えない自分を辞めたい」などと思ったことはありませんか?
辞めたいことが頭の中にあっても、実際に辞めるのって大変ですよね。それが習慣化されていたことならなおさらです。そこで今回は、辞めたいと思う自分の習慣を辞めるための方法を紹介していきましょう。
■「○○しない」と決めるのはNG
実は、辞めたいことがあるときに「○○をしないぞ」と決意することには意味がありません。それどころか、「○○しちゃダメだ」と考えれば考えるほど、人間はそのことを考えてしまう傾向があります。「甘い物を食べちゃダメ」と思えば思うほど、甘いものが食べたくなるのはそのためです。
■やりたいことを考える
「○○を辞めたい」と思ったら、“○○を辞めたらできること”に目を向けてみてください。
例えば、「甘い物を夜食べるのを辞めたい」と思ったら、「1週間に1回、金曜の夜だけは好きなスイーツを食べる」などと決めるのです。「いつもダラダラしてしまうのを辞めたい」と思ったら、「毎週土曜はウィンドウショッピングを楽しむために出かける」などと決めてください。
■できない自分を責めないことが大切
もし、辞めたいと思っていることが辞められなくても、自分を責めないことが重要なポイントです。
自分で自分を責めてしまうと、どんどんネガティブなスパイラルにハマってしまいます。「2週間我慢できたのに、次の週にしたくないことをしてしまった……」という場合は、2週間我慢できたことを褒めてあげましょう。
「ちょっと自分に甘いかな……」と思えるくらいに目標を設定したほうが、案外成功しますよ。ぜひ試してみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。