1人の時間や友人と過ごす時間、学びの時間など、「もっと自分の時間を作りたいのにどうしても捻出できない……」と困っていませんか? いまのライフスタイルのままで時間だけを増やすことは難しいですから、時間を“生み出せる”ように次のような見直し・改革をしてみてはいかがでしょうか。
■目標・計画を立てる
何を、何時頃、どのくらいの時間をかけて行いたいのかを明確にすることで、初めてスタートラインに立つことができます。やりたいことや行きたい場所などを思いつくままに書き出し、優先順位をつけて直近で実現したいものから並べてみましょう。早く実現したいものから2~3個選んで計画に組み込み、実践したら次の目標へと目の前の少しから達成していくと、“なんとなくやりたいと思っていること”を実現させやすくなりますよ。
■時間が足りない原因を探る
具体的な目標・計画を立てたら実現可能な日に実践するだけですが、その時間を捻出するには日々の生活の見直しが不可欠です。なんとなく隙間時間に始めたネットサーフィンやSNSが時間を奪っているのなら、手を伸ばす時間を制限することで活動時間を確保しやすくなります。日々どんなことに時間を割いているか、そのうち調整できるものがあるかを整理して、“欲しい時間”を生み出しましょう。
■マルチタスクを見直す
生活を少し見直しただけではまとまった時間を捻出することが難しい場合は、時間の使い方を抜本的に変えていく必要があるかもしれません。例えばマルチタスク。焦っていろいろと同時進行で進めるものの、どれも中途半端で進まないのであれば効率化とはいえません。一つひとつ順番に進めて確実に終え、次に進めるようにすることで時間を捻出しやすくなるケースがありますよ。
自分自身の時間の使い方に加えて、家族の協力体制を見直したり自分が抱えているタスクをお願いできないかを相談したりすることで、新しい時間の使い方が実現する可能性もあります。「時間があったらやってみたい」ではなく、「この日にどうにか実現したい」と具体的なスケジュールを立てて、実現に向けた工夫を考えましょう。
(Nao Kiyota)