メジャーリーグの規約で禁じられている違法賭博を行っていたことなどが発覚し、ドジャース・大谷翔平の通訳を任されていた水原一平氏が球団から解雇された。アメリカのスポーツメディア「ESPN」や「ロサンゼルスタイムズ」が報じたところによれば、大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)の送金も確認されたとして、水原氏がブックメーカーの資金を得るために「大規模な窃盗」をはたらいた疑惑があるという。
日本時間で3月21日朝に一報が届いたこの問題。水原氏は、報道直前に、みずからがギャンブル依存症であることをチームメイトの前で告白したという。ギャンブルで膨らませた借金分を帳消しにすべく、水原氏は、ESPNに、当初大谷が了承して送金したように説明していたが、その後、大谷はいっさい何も知らなかったと発言を翻した。むしろこの横領、もしくは窃盗のほうが罪としては重いのだが、いずれにせよ、水原氏が違法賭博に手を染めたことは事実のようだ。
そうした中、水原氏のインスタグラムフォローリストに、同じく“ギャンブル好き”のお笑いコンビ・霜降り明星の粗品が含まれているとして、本人が3月21日更新のXから言及した。
「粗品は水原氏のインスタグラムアカウントのプロフィール画面をスクリーンショットで添付し、2枚目の画像では、水原氏のフォローリストに『粗品(霜降り明星)』と『Shohei Ohtani | 大谷翔平』の名前があることが確認できます。また、Xでは水原氏の解雇報道を受け、『生涯収支マイナス7億円君』とのワードがトレンド入り。粗品はこのワードについても、その後の投稿で引用し『お兄ちゃん?』と綴り、YouTube上で“生涯収支マイナス2億円”と自称している立場から同じニオイを感じたようです。これにフォロワーからは『コラボの可能性ありますか?』『ギャンブラーって惹かれ合うんやね』『点と点が繋がってしまった』『こんな明確なサインを見逃してたなんて…』『やっぱりギャンブル好きは本当だったのか』などのリアクションが並んでいます」(テレビ誌ライター)
ちなみに粗品は、YouTubeからはギャンブルに明け暮れる日々を発信してきたが、インスタは昨年4月に開設したばかりで、投稿はわずかに12件だ。それでも水原氏がフォローしているというのは、“相当な粗品ファン”だった可能性も考えられるだろう。
(木村慎吾)