Amazonプライムビデオが6月4日、セガの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの新作実写ドラマ「龍が如く〜Beyond the Game〜」を10月25日より世界独占配信することを発表した。
同作は、東京・歌舞伎町をモデルとした架空の繁華街「神室町」を舞台に繰り広げられる極道たちの闘争を描いた物語。実写版では全6話から構成され、伝説の元ヤクザである主人公「桐生一馬」の成長にスポットを当てたクライム・サスペンスアクションになるという。
気になる桐生役を演じるのは人気俳優、竹内涼真である。同日に都内で行われた会見では、役作りのために総合格闘家でユーチューバー・朝倉未来にSNSからダイレクトメッセージを送り、「直接コンタクトを取りました。“格闘技を教えてくれ”と。初めに格闘技をしたのは彼のジムでした」と明かした。
朝倉やそのチームに「格闘技を一から教えていただいた」といい、「彼らが付きっきりで見てくださらなかったら、桐生一馬は完成しなかった」と感謝の言葉を口にしている。
また、同作の武正晴監督は竹内を主役に抜擢した理由として「まず、デカいっすよ。この体。存在感がある人が画面に必要」と185cmを誇る長身に言及。撮影現場に現れた際にはバキバキのカラダに仕上がっていたそうで、「あるシーンで、スタッフが固まった。あのカラダ、ヤバくないですか？って。アクションの練習もやっていた」と竹内のフィジカルに感銘を受けたと話していた。
「かつてはサッカーJ1・東京ヴェルディのユースチームに在籍し、DFとしてプレーしていた経験がある竹内ですから、他の役者にはない肉体面での強みがあるのは確かでしょう。ただ、龍が如くのコアなファンからすると、どこか影があり、ダンディーな野太い声で男のシブさを醸し出しているのが桐生の魅力。爽やかで甘い竹内の顔は優しすぎるという見方が多かったです。一方で、桐山のイメージには元TOKIOの長瀬智也が最適と推す声もあり、言われてみれば彼も182cmと長身で、45歳という年齢的にもピッタリだったかもしれません」（テレビ誌ライター）
多くのファンを抱えるヒットシリーズだけに、10月の配信ではそのあたりにも厳しい目が向けられることになりそうだ。
（木村慎吾）
