沢口靖子主演ドラマ「科捜研の女 season24」(テレビ朝日系)の第2話が7月10日に放送され、世帯平均視聴率は初回の7.8%から0.3ポイントアップの8.1%を記録した。
今回、捜査の鍵となるのは“料理”。
食品加工会社社員・門脇卓(真丸)の遺体が発見され、階段から何者かに突き落とされたと推測された。門脇は、店主が亡くなり、閉店した人気ラーメン店の味をカップ麺として復活させるプロジェクトを企画。その味を追求するため“思い出の味を再現する”と評判の「あかぞら食堂」に通い、店主の新倉初美(西尾まり)に協力をお願いしていた。
門脇の死に、新倉が関わっているのではないかと考えた榊マリコ(沢口)や土門薫刑事(内藤剛志)たちは、新倉に傷害の前科があることを知り、捜査を進めていく…。
視聴者の感想としては「匂いと味の記憶は人生に深く関わり人生を豊かにするものですね。とても素敵なドラマでした」「匂いから記憶や感情が呼び起こされる現象『プルースト効果』というのがあるんですね。初めて知りました」「秘伝の隠し味まで科学で解明できるってすごい!」など、食への関心の高さがうかがえた。
「初回放送は、新メンバーとなった科捜研の会計係・加瀬淳平(加藤諒)が、いちいち質問してくるのが“ウザい”と不評でした。2話では、それほどチョロチョロするのではなく、彼の質問に対する専門用語は文字で表示されていました。加瀬の存在理由は、難解で複雑化する専門用語の解説係なんだと確信しました」(テレビ誌ライター)
次回の鍵となるのは“臭気”。“スメルハラスメント”の言葉も耳にする昨今。どのような科学技術を発揮するのか、楽しみだ。