やはりサッカー界のカリスマは異次元の人気を誇っていた。8月21日、サウジアラビアのアル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが初のYouTubeチャンネルを開設したと発表し、凄まじい勢いで登録者数を伸ばし続けている。
ロナウドといえば、2003年に18歳で加入したイングランドのマンチェスター・ユナイテッドで鮮烈なデビューを飾り、09年にスペインの名門レアル・マドリードへ移籍。18年まで在籍したレアルでは通算438試合出場で451ゴールを挙げる快挙を達成し、世界年間最優秀選手賞「バロンドール」は4度も受賞している。
また、その端正なルックスでも老若男女から熱烈な支持を集めており、Xには1億1000万人、インスタグラムでは6億3000万人ものフォロワーを獲得。2020年にはインスタグラムの投稿のみで50億円以上の広告収入を稼いでいたとも報じられている。
そんなカリスマが21日に待望の公式YouTubeチャンネル「UR・Cristiano」を開設し、わずか60分程度で登録者100万人を突破。その後もとてつもないペースで数字を伸ばし続けており、4時間後には500万人に迫るなど、改めてその人気ぶりを見せつける格好となった。
「欧州のいくつかの媒体によって、100万人達成までの正確な時間に差異はあるものの、90分で達成したと報じた米国スポーツメディア『ESPN』は、これが世界のYouTube史上最速の100万人突破記録だと紹介。ちなみに日本国内では、2019年10月に嵐が『28時間』で最速の登録者100万人を突破しており、2位は俳優・佐藤健による『3日』という記録になっています。国境を超えて愛されるロナウドの異次元ぶりが伝わりますが、普段のX投稿でも平均して5000~8000万回ものインプレッションを誇る“マンモスメディア”と化しているので、ロナウドからすると当然の結果だと考えているかもしれません」(スポーツライター)
39歳にして鋼の肉体をキープするロナウドだけに、YouTubeではトレーニング風景や食事内容の紹介、そして、普段なら見られないプライベートでの様子を撮影した動画が人気を集めることになりそうだ。
(木村慎吾)