キングコングの西野亮廣が絵本「えんとつ町のプペル」をネットで無料配信すると発表した。「えんとつ町のプペル」は西野が制作し、2016年10月に発売された絵本で、23万部を超える大ヒットを記録している。
西野は1月19日のブログで、小学生から「2000円は高い。自分で買えない」という意見をもらったことを明かし、お金に支配されるのは嫌だとしてネットでの無料公開に踏み切ったとしている。
「これによって紙の本の売り上げが下がるのではないかと西野は心配していますが、お金よりも『多くの人に見てもらう』ために決断したと明かしています。なんでも『お金の奴隷解放宣言』なのだとか」(週刊誌記者)
思い切った決断に賞賛の声が上がっているが、一方で「紙の本の宣伝ではないか?」という批判も聞こえてくる。
「紙の本を買う人は、ネットで無料公開されたとしても紙の本を買います。ですから、無料公開しても紙の本の売り上げが下がるケースはまずありません。むしろ無料公開が宣伝になって売り上げが伸びることのほうが多いんです。西野それを知ったうえで公開しているのではないでしょうか」(電子書籍担当編集者)
そもそも絵本は親が買い与えるケースが多く、小学生が「2000円は高い。自分で買えない」という意見を送ってきたことに対して疑問の声もあがっている。
普通に無料公開すれば批判されることもなかったはず。仰々しく「奴隷解放宣言」などとぶち上げたために非難を浴びることとなってしまった。
「西野は問題発言して注目を集める“炎上商法”を繰り返してきました。今回もそれを狙っているのかもしれません。炎上すれば絵本が注目を集めますからね」(前出・週刊誌記者)
もしや、まんまと西野に乗せられてしまったのだろうか!?