ドラマや映画、舞台とマルチに活動し、デビュー25周年を迎えた俳優の城田優。
2020年には10代から所属していた大手芸能事務所・ワタナベエンターテインメントから独立。最近では裏方志向も強く、演出家として活動していきたいと思いもあることから、数年前と比べるとメディアで見かける機会も減ってきた彼だが、メディア露出が激減したのはこれ以外にも理由もあるようだ。
さる12月8日に放送されたバラエティ番組「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)では、仕事や恋愛など多方面において、センシティブになっていたという時期について振り返っている。
城田によれば、20年のコロナ禍のあたりから「(恋愛含め)全てのスイッチをちょっとオフにしている」とのことで、「悲しいことも苦しいこともたくさん起こって、その時期にちょうど恋愛もうまくいかなかった頃なんですよね」と、コロナ禍でいろいろなショッキングな出来事が続き、疲弊していたことを告白している。
どうやら、尋常ではないぐらい追い込まれていたようで、「正直、生きるのがしんどかったんですよ。めちゃくちゃ」ともこぼしている。
「コロナ禍で城田にダメージを与えた出来事として真っ先に思い浮かべるのは、プライベートでも深い親交があり、10年来の付き合いがあった俳優の三浦春馬さんの訃報でしょう。三浦さんの訃報が届いた当日に、城田は生放送の音楽特番『音楽の日 2020』(TBS系)に出演し、涙ながらにGReeeeNの『キセキ』を熱唱して話題になりましたが、出演直前までは楽屋で憔悴しきった様子でマネージャーも声をかけられないほど、ショックを受けていたと一部メディアも報じていました。それからも城田は三浦さんの命日には毎年欠かさずSNSで、天国の三浦さんにメッセージを送っていますし、それだけ特別な存在ということもあって、三浦さんの死と、失恋が重なればそりゃ生き方にも変化は出てきますよね」(エンタメ誌ライター)
その他には親しかった友人からの暴露被害に遭ったりしたことで、親友である佐藤健や三浦翔平が「優が死ぬかもしれない」と、城田が精神的にギリギリな状況まで追い込まれていると友人らに相談していた時期もあったと噂されている。
現在は、一つ一つの出来事を真剣に受け取りすぎずに、自分を客観視して俯瞰で見るようになったことで気持ちが楽になったとのこと。自己肯定感が低いという城田はネガティブ思考に陥りやすいとのことなので、自分にあったやり方で、無理せず自分のペースで人生を充実させていってほしいところだ。
(田中康)