12月19日と26日に放送された第3弾「筋トレサラリーマン中山筋太郎~メリークリスマッスル編~」(日本テレビ系)に出演した富栄ドラムが、特技の1つであるバク転を披露して話題になっている。ドラムが演じたのは、なかやまきんに君演じる「筋トレと恋」のどちらを選ぶか悩んでばかりの主人公・中山筋太郎の体内にいる、擬人化された体脂肪の化身「贅肉の堕天使」だ。
昨年7月期に放送されたTBS日曜劇場「VIVANT」で演じた、警視庁公安部のエージェント・ドラムを演じた時と同じ人懐こい笑顔を浮かべながら、「トレーニー」の大敵とされるケンタッキーフライドチキンを筋太郎(きんに君)の目の前でチラチラ見せて誘惑。脂質や炭水化物を摂取して内臓脂肪を増やし、さらに皮下脂肪もつけろとそそのかす役どころだ。
贅肉の堕天使(ドラム)は「見えないけど、内臓脂肪はついてる!すぐに皮下脂肪もつく!だから筋太郎、もっと食え!そしたらここが、オレの家になる!バク転もやり放題!」と言った直後に、バク転5連チャンを軽々と披露。画面に映っていたのは5連チャンだけだったが、バク転する音は16連チャン聞こえていたので、もしかすると音が聞えた分だけ連続バク転していたのかもしれない。
毎回、筋太郎は失恋するものの、ほっこりするラブストーリーだけでなく、一般的な筋肉豆知識も教えてくれるこのドラマだが、今回は「マッチョならではの“できないこと”」を教えてくれた。「大腿筋が太すぎてあぐら座りをすると鬱血してしまうため、居酒屋の座敷席はNG」「ラジオ体操第1の8番目にあたる『腕を上下に伸ばす運動』が、前腕部と上腕部の筋肉がぶつかり合うことからできない」という2つの事実には、ドラムの連続バク転と同じくらい驚かされた。
ドラムが出演する次回作はどんな作品だろうか。
(津島修子)