いよいよ訪れた2025年。新年にあたって注目を集めているのが、今年の出来事にまつわる「大予言」だ。科学的根拠に乏しい言説で「いたずらに危機感を煽っている」との批判も少なからずあり、陰謀論に結びつくリスクも指摘される予言だが、その内容が気になるのも人の性。
スピリチュアル関連に詳しいライターは「オカルト業界にとって、2025年は『大注目の一年』ですね」と語る。その背景には「伝説の予言漫画家」の影響が…。
「1999年に漫画家のたつき諒氏が、自身の夢日記を『予言漫画』としてまとめた『私が見た未来』を刊行。 この本の表紙に『大災害は2011年3月』と書かれていたことから『東日本大震災を予見していた』と話題になりました。そのたつき氏が『2025年7月』に『本当の大災難』が訪れると警告しているんです」(前出・ライター)
たつき氏は、同書の増補版である「私が見た未来 完全版」を2021年に刊行し、その帯には「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれているのだ。前出のライターが続ける。
「たつき氏によると『震源地のような海底が盛り上がる様子』が夢に出てきたとのこと。帯に書かれた文章がそのまま“映画のスクリーン”のように夢の中で浮かび上がったそうです。本の中では『2025年7月5日4時18分』という大災難が起こる時刻まで書かれていました」
2025年にまつわる「恐怖の予言」はそれ以外にも。
「ブルガリアの高名な予言者であるババ・ヴァンガは、『2025年にヨーロッパで新たな戦争が起こる』と語っていて、これはノストラダムスが書き残した予言とも合致する。ロシアとNATOの武力紛争が危惧されるなか、なんとも気がかりな予言です」(前出・ライター)
外れてくれることを祈りたい。
(塚原真弓)