令和ロマンの2連覇で終わった「M-1グランプリ2024」。惜しくも決勝の舞台には立てなかったが、ネクストブレイク候補として業界注目のコンビがいる。2年連続準決勝で涙を飲んだ、ナイチンゲールダンス(中野なかるてぃん、ヤス)だ。
キャリア8年で、令和ロマンと同じ東京・神保町よしもと漫才劇場出身。昨年は、同じ漫才劇場から火がついた9番街レトロとともに、初の冠バラエティ番組「ナイチン街レトロ」(テレビ朝日系)が深夜枠でスタート。番組改編期の打ち切りを免れて評判も上々、“ネクスト令和ロマン”の呼び声が高い。
しかし、一部の芸能マスコミは芸人としてではない“ウラの顔”に注目している。ブレイク前後の芸人にありがちな女性スキャンダルがリークされるのではないかと、早くも待ち構えているというのだ。スポーツ紙芸能記者の話。
「ヤスは芸人になりたてのころ、ヒモ生活をしていたようです。やっていることはさながら売れっ子ホストで、給料日には毎月花を1輪プレゼント。視覚的に自分のことを印象付けるよう努力を惜しみませんでした。あと、壊れた時計をこれみよがしに着けていたのは、それを目にした女性から訊ねられて、『俺が本物の芸人になったときに時計が動きだすんだ』という決め台詞を吐くためです」
女性コンビのヨネダ2000が落ち込んでいたときには、「元気を出せよ」とギターで弾き語り。ところが、その姿にヨネダはドン引き。“ナルシストでウザい若手”という噂が、吉本の同僚や先輩の中にまたたく間に広がった。バカにされていることはヤス本人も承知の上。それでも、自分の誕生日に「生誕祭」と銘打ったド派手な宣伝トラックを走行させるなどして、ますます同僚に呆れられている。
「そんなヤスに負けず劣らずのダメ男が、パンプキンポテトフライの谷拓哉。これまで自分で家を借りたことはなく、友達の家を転々としながら生活しているといいます。なんでも、現在は彼女ではない女性の住まいに“0円”で居候しているとか。女性から『出ていけ!』と言われたらすぐに退出できるよう、持ち物も最低限の生活をしているそうです」(前出・芸能記者)
ヤス、谷ともにイケメンとは程遠い。だからこそ安心感と親近感があるのか。世の女性は、こうした“ちょうどいい男”に財布の紐が緩むのかもしれないが、周囲の関係者はいつボロが出るか、ヒヤヒヤしているとか。
(北村ともこ)