1月25日放送の「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京系)にゲスト出演した和久井映見。MCの松岡昌宏とは2007年から年に1度のペースで放送されている「必殺仕事人」シリーズ(テレビ朝日系)で「経師屋の涼次」と「花御殿のお菊」として共演。もう1人のMCの博多大吉とは同い年だけれど初対面ということがあり、松岡が仲人の「和久井と大吉とのお見合い」のような風情が漂う内容となった。和久井はおっとりとしていて静かなイメージがあるが、歌うことは好きで「中森明菜さん」の曲を歌うといい、ドラマや映画の打ち上げの席では「みんなに楽しんでもらえたらいいなぁと思って、黙って『DESIRE』を入れたりします。しれ~っと歌います。ガーッと歌います」と告白し、松岡と大吉だけでなく、視聴者のことも驚かせた。
さらに、趣味はあまりなく「仕事に行くことが好き」だとしながらも、「邦楽のロック系のライブに行く」ことも「言葉が入ってくる感じが好き」と、はにかむような笑顔を見せた。具体的には「THE YELLOW MONKEYさんとかUVERworldさんとか」が今は好きだと語った。関係者席で観覧することはせず、「アーティストを愛している人たちの中で、その空気の中で観てるのが好き」「できれば自分でチケットを取ってライブに行く」などのマイ・ルールも淡々と説明した。
また、緊張しやすい和久井は「必殺仕事人」の現場が今でも最も緊張するとも。しかし、このドラマの初めての撮影現場で火の粉が少し飛んでくる場所で待機していたところ、和久井に火の粉が飛んでこないように、火の元と和久井の間に初対面の松岡が現れ、着用していた長い羽織の前をバッと開いてガードしてくれたそうで「なんていう人なんだろう!」と思ったエピソードを「絶対どこかでしなきゃと(思っていた)」などと、いたずらっ子のような笑顔を浮かべながら語った。
大吉は和久井にメロメロになった様子で「LINEの交換」をお願いしていたが、あの様子だと和久井はしれっと逃げたような気がする。それでも松岡と和久井は長く共演する間柄で、これからも共演が続きそうだから、大吉が和久井と飲みの席をともにすることは、松岡を介すればたやすいだろう。
近い未来、飲み屋で3人が頬を赤らめていることだろう。
(森山いま)