グループLINEは便利な一方で、誤爆をしてしまうとグループに属しているメンバー全員との関係が気まずくなってしまうケースも…!?
グループLINEにとんでもない誤爆をして、人間関係にヒビが入ったというエピソードを、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきがピックアップしました!
■1:老眼のせいでおかしな絵文字を…
「スマホの画面で絵文字を選ぶのは、文字を大きめに設定してもやっぱり見にくいです(涙)。 もう老眼が始まっているので、これだ!と思って選んだはずの絵文字が自分の思ったものと違うことがよくあります」とボヤくのは、40代後半の紗夜さん(仮名)。
つい先日はメッセージをマイルドにしたくて入れた絵文字が、まさかの「う●ち」だったそうで…。子どもが通う学校関係のママ友グループLINEで大失態をおかしてしまったそうです。
「チョコレートの話題だったので茶色のハートを選んだつもりが、同じ茶色でも赤っ恥な絵文字でした(泣)。しかも誰も指摘してくれないから笑い話にもならなくて、おそらく私がその絵文字を、意図的に選んで送ったと誤解されていますね。息子が通っている学校の親御さんはみなさん上品なのですが、それ以降ママ友たちからは“ちょっと下品なお母さん”扱いをされ始め、これまでよりも私への扱いが雑になっているのを感じます。あのとき変な絵文字さえ送らなければ…と、後悔してもしきれません」
■2:「普通」と打とうと思ったらまさかの禁断ワードに
続いても、老眼のせいでグループLINEにて、赤っ恥をかいてしまったエピソードです。
「スマホの予測変換機能って、たまにとんでもない変換をしませんか!? もう老眼が始まっているので暗闇でLINEを打つと、たいてい誤変換していて送った後になって気づきます…」と嘆くのは、40代半ばの玲子さん(仮名)。
趣味で入っている地域サークルの連絡網的なグループLINEに、“普通しているから”と入れたかったのに、予測変換のせいで「不倫しているから」と入ってしまい、そのまま送信。
マジメな人が多いサークルだったせいか、その誤爆をきっかけに玲子さんが不倫をしている女性という疑いをかけられて困っているそうです…。
「違う!誤爆しただけ!って説明したんですけど、“不倫”なんて言葉は普通に生活していたら使わないので、予測変換で出てくること自体がおかしいって思われてしまったのかも。マジメな性格の人たちから見れば、いきなりLINEに『不倫している』なんて入ってきて、さぞかし驚いたのでしょうね…。サークル内の何人かがあからさまによそよそしくなったので、居心地が悪いです(泣)」
40代に入ると、急速に老眼が進む人も少なくありません。かく言う筆者も、そのひとり。急いで打つLINEほど誤変換まみれで、送信後の誤変換を発見するたびに申し訳ない気持ちになっています。
さほど親しくない間柄の人も入っているグループLINEだからこそ、送信前にはよくよく読み返さないといけないなと改めて思うのでした。
(並木まき)