「体脂肪率が高い方っていうのは、ある習慣をしちゃってるんですね。今から言う8つの中で、3つ以上当てはまる方は体脂肪率を測らなくても、かなり危ないと思ってください」
こう警鐘を鳴らすのは、理学療法士YouTuber・山内義弘氏だ。自身のYouTubeチャンネル「腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】」の4月24日更新回で、山内氏は“危ない8つの習慣”のリストを挙げた。
(1)電車の中ですぐに座ろうとする。
(2)エレベーター・エスカレーターを使う。
(3)近くのコンビニでも車で行く。
(4)3時のおやつは必ず甘い物を食べる。
(5)おかわり・大盛り無料のサービスを必ず受ける。
(6)ゼロカロリー食品を食べている。
(7)仰向けで腹筋運動をしている。
(8)何も考えずに歩いている。
リストを見て“あるある”と頷いた人もいるだろう。逆に(6)(7)(8)には“アレ?”と疑問を持たれたかもしれない。
なぜこれらの習慣が危ないのか。山内氏によれば、まず(6)は「ゼロカロリーというのは、実はボディブローのように将来的に脂肪過多になりやすいリスクがある」そうだ。(7)は「仰向けで行う腹筋運動は“腰痛め運動”といっても過言ではない。歩いている時に足が痺れる、腰痛で休みたくなる方は、さらにリスクが高まる」と警告。また最も“アレ?”な(8)は、「歩いているのに痩せないと言う方は、普段から脂肪を燃焼させない歩き方をしている」と指摘する。
簡単に言えば、太っている人は踵体重で歩いている人が多いが、その逆をやれば痩せを促す筋肉を効果的に働かせられるらしい。具体的な歩き方については山内氏の動画を見ていただきたい。
(所ひで/YouTubeライター)