45~55歳くらいの間に訪れるといわれている「更年期」。人それぞれですが、さまざまな症状を感じているのではないでしょうか。そんな更年期の症状にどのように対処しているのかを、女性たちのリアルな体験談をもとにみていきましょう。
■リモートワークで何とか働いている
ある会社員の女性は、「更年期症状が出てきたことで、毎日通勤することに懸念がありました。症状を抱えながら、満員電車に揺られるのは厳しいものがあります。さらに、出社が続くとどうしてもイライラしてしまう」というのです。そんな中、朗報が。近年、社会的にリモートワークが推進されてきたこともあり、リモートでの就業を増やしている会社もあるようです。自宅でメンタルをコントロールできるようになったことは大きいようですよ。
■ゆっくり入浴したらぐっすり眠れるようになった
ある女性は、「更年期症状が出てからあまり眠れない状態が続いていた」とか。このままでは体調に支障をきたしてしまうので「何とかならないか……」と思い悩んでいたところ、知人から入浴の大切さを学ぶ機会がありました。この女性はこれまでシャワーで済ませることが多く、湯船には浸かっていなかったため「じっくり入浴してみたら夜にぐっすり眠れるようになり、更年期特有のイライラや体の症状も減った」そうですよ。汗をかくこと、体を温めることがポイントのようです。
■タンパク質をしっかり摂っている
炭水化物や脂質の摂取が多かったこの女性は、「体内のいろんなホルモンはタンパク質から生まれると知り、タンパク質をしっかり摂るようにした」とか。すると、「寝付きがよくなった」そうです。睡眠は万能薬ともいわれるため、眠れるようになるだけで症状も変わっていきそうです。
個人差があるため、自分に合った方法をみつけるのが重要です。更年期症状を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。