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2025/05/05 07:14

元NHKアナ・中村克洋「人生を動かす“顔”パワー」講座/顔と性格②「雨脳」は暴走する!

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2025/05/05 07:14

「楽観」を担当する「晴脳(はれのう)」と「悲観」を担当する「雨脳(あめのう)」は、どちらも脳の中央部分にあります。そこは“人類誕生以前”からある、脳の古い領域です。“晴”と“雨”、この2つの脳の“せめぎ合い”が、それぞれの人間の性格を作り出すといわれています。

■“晴顔”でビルを飛び歩く少年

 晴脳の中心、快楽を求める「側坐核(そくざかく)」が過剰に活動すると、どうなるのでしょうか?

 15歳の少年・デイヴィッドの例を挙げてみます。彼は“危険という快楽”を極限まで追い求めるタイプ。快楽を追求する晴脳を誰よりも強く働かせている少年でした。「崖から飛び降りてみたり」「車でどこかに衝突してみたり」「ビルの屋上から隣のビルの屋上に飛び移ってみたり」…。デイヴィッドは快楽を求めて次々と危険を追い続けたのです。危険だからこそ、そして危険であればあるほど彼は、強い快楽を感じたのです。そしてとうとう16歳になったある日、ビルを飛び移るのに失敗。落ちて死んでしまいました。デイヴィッドを死に至らしめたのは、快楽を求める晴脳の過剰な活動だったのです。

■火を手でつかむ女性

 では、快楽を探し求める晴脳に比べ、もう一方の雨脳の中心、危険や脅威を警戒する恐怖の領域「扁桃体(へんとうたい)」は、どんな役割を担っているのでしょうか。

 一見ごく普通の女性、リンダ。彼女の日常は「赤く燃えている炭火を素手でつまみ上げようとする」「うなり声をあげている犬を平気で撫でようとする」「走って来る車のすぐ前に歩き出そうとする」「他人の言うことを何の疑いもなく信じる」「暗証番号を誰にでも教える」など危険極まりないもの。夫が付きっ切りで彼女を守っています。

 彼女の場合、晴脳が過剰な活動をしていたのではありません。実は彼女の脳には雨脳の中心「扁桃体」が、ある疾患の治療のため切除され、無くなっていたのです。だから“危険”を全く認識できません。リンダは“危険”と“恐怖”を感じない女性なのです。

 雨脳は「あんなことになったらどうしよう」「こんなことになったら大変だ」などと「悪いことばかり考える脳」です。そうすることで、人間は危険を察知してそれを避け、生き延びることができるのですが、リンダにはそれができないわけです。「命の危険」にも気づかないのです。

 ヒトは雨脳なしでは生存できないのです。

■雨脳は暴走する!

 脳の快楽追求は“夢”や“幸せ”の実現のための大きな原動力にもなるのですが、雨脳は困りもの。常に危険を探し出し、恐怖し、“雨顔”を作って気分を暗くし、性格を悲観的にします。

 でも、それだけではすみません。雨脳は、危険を前にして取り返しのつかないような暴走をしてしまうのです。「次々に悪いことを妄想し“恐怖をエスカレート”させていく」のです。そして「強すぎる恐怖は、人を殺しさえする」のです。

 それでもやはり、生き残るためには“危険の察知”は欠かせない。つまり雨脳は必要なのです。パニックにならない程度の恐怖、つまり“不安”は、人が生きていくためには絶対必要不可欠なのです。

■人は“不安”があるから生き残れる

 不安はそんなにたくさんはいりません。「“適度な”不安は、集中力と効率を上げる」ことがわかっていますが、逆に「“過度な”不安は集中力と効率を下げる」ということもわかっています(ヤーキーズ・ドットソン=イギリスの心理学者=の研究)。

 だから「雨脳の“恐怖や不安”は、必要最小限にとどめたい」となるわけですが、でも、そんなことってできるのでしょうか。そして「雨脳の暴走を抑える方法」はあるのでしょうか?

 ハイ、あります。次回は、「“晴顔”3つで、やっつけろ!!」。性格を作り変えるノウハウである“フレドリクソンの法則”をご紹介します。

●プロフィール

なかむら・かつひろ1951年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業後にNHK入局。「サンデースポーツ」「歴史誕生」「報道」「オリンピック」等のキャスターを務め、1996年から「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)ほか、テレビ東京などでワイドショーを担当。日本作家クラブ会員。著書に「生き方はスポーツマインド」(角川書店)、「山田久志 優しさの配球、強さの制球」(海拓舎)、「逆境をチャンスにする発想と技術」(プレジデント社)、「言葉力による逆発想のススメ」(大学研究双書)などがある。講演 「“顔”とアナウンサー」「アナウンサーのストップ・ウォッチ“歴史館”」「ウィンウィン“説得術”」

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