4月28日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)に故・森永卓郎さんの長男としても知られる経済アナリストの森永康平氏が出演。番組の冒頭、大竹まことから「康平くん、声が弱々しくなかった?」と問われ、肋骨を骨折していたことを明かした。
格闘家としても活動し、キックボクシングや総合格闘技の大会に数多く出場している森永氏。骨折の理由について「先々週、練習中に肋骨にヒビが入っていた」とのこと、さらに放送前日の練習で負傷部分にキックを食らい「ついにバックリ肋骨が折れてしまいまして」「今日も朝起きるときにベッドから10分ぐらいかかっちゃって」と語ったのだ。
森永氏を取材するスポーツジャーナリストが語る。
「森永氏は昨年8月に『EXECUTIVE FIGHT武士道』の初代55kg級チャンピオンとなった実力者。競技のレベルは非常に高く、試合や練習での負傷のリスクは常につきまとっています。森永氏はこれまでも様々な箇所を骨折していて、今回の骨折にも驚きはありませんでしたね」
このところ森永氏は「引退の可能性」を口にしていたという。同ジャーナリストが続ける。
「今年3月に出場した『EXECUTIVE FIGHT』では自身より階級が上の相手と戦い、試合内容は互角だったものの判定で敗れました。その際、試合後のインタビューで引退を示唆する発言もあった。奥様のほか、亡くなった卓郎さんからも格闘技への挑戦を反対されていて、現役を続行すべきかどうか慎重に検討しているようです」
生前の卓郎さんは森永氏に“ある提言”を送っていたという。
「卓郎さんは『頭を使う仕事なんだから“商売道具”を大事にしろ』との理由で森永氏の格闘技挑戦を反対していたとのこと。経済アナリストの先達でもある卓郎氏らしい深い提言です」(前出・スポーツジャーナリスト)
はたして森永氏の決断は。
(塚原真弓)