芳根京子主演ドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)が、好評だ。
今作は、漫画アプリ「コミックDAYS」で連載中の西香はち氏による同名漫画が原作。舞台は昭和11年。主人公・なつ美(芳根)は、父が決めた結婚相手の帝国海軍中尉・江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日で結婚式当日を迎えるも、瀧昌は仕事で欠席。花嫁姿のなつ美の隣には、瀧昌の写真だけがあった。
その数週間後、ようやく帰宅した瀧昌になつ美は心ときめかせる。けれども、男女交際経験のない2人は、どうにもぎこちない。物語は、そんな初々しい2人の新婚生活を描いたラブコメディー。この時代の文化や登場人物にツッコミを入れたりナビゲートしてくれるのは、原作にはない活動弁士を演じる生瀬勝久だ。
視聴者の感想としては「このドラマはなつ美と瀧昌の初々しいやり取りとお互いの“心の声”にほっこりとさせられ、ある意味新鮮さを感じます」「殺人事件や命の修羅場といった刺激の強いドラマに慣れていると、このゆるゆるとした物語が逆に新鮮」「どんだけピュアラブだよ!とニヤニヤしながら見てます」「2人とも可愛すぎて、久しぶりにキュンキュンしながら笑わせてもらってます!あのナレーションがまたいい!今期ナンバーワンです!」など、好意的なものがほとんどだ。
「恋愛初体験ながらも、徐々に打ち解けようと頑張るなつ美と瀧昌に、心がホンワカさせられます。ただこの先、昭和12年には日中戦争、昭和16年には第二次世界大戦と辛い時代が始まります。瀧昌が帝国海軍中尉であることを考えれば、2人にとって大変な時期を迎え、今のほのぼのムードは一変するかもしれません」(テレビ誌ライター)
ピュアな2人をずっと見ていたいが、この先の過酷な展開は避けられないだろう。