お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也がMCを務める「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ)。
4月29日放送のテーマは「睡眠の悩み」。タレントの三宅健をゲストに迎え、いとうあさこ、安田美沙子、重盛さと美、インフルエンサーのなえなのらが、睡眠専門医・柳原万里子氏からアドバイスを受けた。
いとうから睡眠の状態を聞かれた上田は「寝れるんだけど、朝“ああ、よく寝た。スッキリ”っていうのは30年ぐらいないと思う」と答えると、三宅も「(自分も)ないかもしれない」と同調した。
すると上田は「“4時間しか寝られなくて”とか、そういうことはないんだけど、布団に入って10分ぐらい寝られないなって思ったらもう睡眠導入剤飲んじゃう。あんまり良くないのかもしれないけどね。週3ぐらいは睡眠導入剤飲んでいるかな」と明かした後、服用に対する不安を柳原医師に質問した。柳原医師は「バランス問題ですが、うまく寝れないことによる弊害もあるわけじゃないですか。で、そう考えてメリットのほうが上回る使い方なさってるっていうのはとってもいいと思います」と回答した。
「一口に睡眠薬といっても、その効能は様々です。もちろんこれは、医師によって処方されるものですから、薬を服用することによって快適な睡眠を得られているなら、眠れないよりも心身にとってはプラスだと思います。ある人は、会議のある月曜日になると、胃と腸から出血して倒れていました。入院検査をしても異常はなく、結果、ストレスと診断され、日曜の夜は睡眠導入剤を服用するようになると、症状は治まりました。睡眠薬の依存性を危惧する声はよく耳にしますが、適切な診断の上の処方ならば、怖がることはないと思います。また、睡眠障害の場合、一定期間、同じ時間に睡眠導入剤を服用することによって、その時間に寝る習慣がつくこともあります」(医療ジャーナリスト)
きちんとした睡眠が取れなければ、日中のパフォーマンスに支障をきたすのは間違いない。くよくよ悩むよりは、医師に相談するのが一番のようだ。