芸能
2026/05/05 11:00
菅原文太さん【2】私を見つめ小指を立てて…素顔もダンディなナイスガイだった/ベテラン女性記者「忘れがたき芸能人の記憶」
芸能
2026/05/05 11:00
菅原文太さんとは、映画「ビルマの竪琴」(1985年公開)のヒットを祝うパーティーが開かれるホテルの1階カフェで待ち合わせることになりました。マネジャーは同行しておらず、お1人で時間通りに現れました。
椅子に座るなり「酒のインタビューだから、呑んでもいいかな」とおっしゃるので、「どうぞ、お好きなものを」というと、ビールを注文。それをゴクゴクと美味しそうに飲み干しました。
実は筆者、菅原さん主演の映画「トラック野郎」の大ファンで、近距離にいる菅原さんを前に心臓が飛び出すかと思うほどドキドキしていたんです。それをなるべく気取られないように自分を抑え、淡々と質問をさせていただきました。
インタビューも終わり、写真撮影の段になった際、カメラマンがカメラを菅原さんに向けるとカフェのスタッフから「他のお客様の迷惑になるので、この場所での撮影は控えてほしい」と注意されてしまったんです。
すると菅原さんは「パーティー会場に行こう。まだ、パーティーは始まってないから、あの場所なら撮影も大丈夫だよ」とおっしゃって私たちを会場まで連れて行き、スタッフに撮影交渉までしてくださいました。
まだ準備段階の会場は人もまばらで、菅原さんはスタッフの邪魔にならないよう壇上に立ちました。
それはもう、カッコよかった。
「君さあ、梵ちゃんのコレ?」
菅原さんの身長は178㎝ですが、180㎝の高倉健さんとの共演が多かったせいか、高身長のイメージはあまりありませんでした。けれども、さすが元ファッションモデル。1人で立っているその姿は、とてもバランスがよく素敵でした。
カメラマンからポージングとして“私と会話しているような雰囲気で”とのリクエストに菅原さんは、すぐに私をジッと見つめ、開口一番、
「君さあ、梵ちゃん(梵天太郎氏のこと)のコレ?」と大マジメな顔で小指を立てたんです。
その言葉にドギマギしていると、今度はちょっといたずらっぽくニヤッと笑いました。私が懸命に両手首を振って否定すると、破顔一笑。素敵な笑顔のショットをカメラにくださいました、
スクリーンの中の菅原さんはもちろんカッコイイ兄貴ですが、素顔も漢気の熱い文太さんなんだと、ますます惚れてしまいました。
(李京榮)
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