ライフ
2026/08/01 18:00
非認知能力専門家が解説!自らゲームをやめる子どもに成長する画期的な方法とは?
ライフ
2026/08/01 18:00
毎日、子どもがゲームにばかり夢中になっているのを横目で見ながらため息をついてしまう……きっと、何度言ってもゲームをやめない子どもにイライラしたり、あきれたりしていることでしょう。でも、そもそもゲームはやめられないようにできているので、無理にやめさせようとすることが間違っているのです。いったいどういうことなのでしょうか?
子どもにはゲームやSNSは制御できない!?
非認知能力専門塾『Five Keys』の主催者である井上顕滋さんは、「ゲームやSNSなどは、IT企業の優秀な技術者、行動経済学者、心理学者たちが人間の脳の快楽回路を研究し、視覚・聴覚・報酬システムを駆使して巧妙に設計したものです。自己制御能力がしっかり発達し切った大人でさえ抵抗することが難しいように設計されているものを、まだ自己制御能力が発達していない子どもに、自分の意志だけでやめさせるのはハードルが高過ぎる話なのです」といいます。
そうと知れば、親は子どもの非認知能力を養いながら、自らゲームをやめられるようになるよう導くほうがずっと生産的ですよね。そこで、井上さんに子どもの導き方を教えていただきました。
目標達成能力と思考力を養いながら導く
子どもの目標達成能力と思考力を養いながら、ゲームを自らやめられるように導く方法です。次のように声掛けしてみましょう。
今日のゲームは何時までに終わらせる? どうやってゲームを切り上げるか、自分で作戦を立ててママに教えて。
「自分で『終了時間』という目標を設定し、それを守るための作戦を言葉にさせます。これにより、計画立案やシミュレーションを行う前頭前野(ブレーキ回路)を活性化させます。その結果、直接的に目標達成能力を鍛えられます。また、同時にゲームの管理という日常の出来事を通じて、問題解決のための主体的な思考力の向上も期待できます」(井上さん)
メタ認知能力を養いながら導く
続いては、自分の中に客観的な視点を持つ「メタ認知能力」を養いながら、ゲームを自らやめられるように仕向ける方法です。次のように声掛けしてみましょう。
いま、『ゲームを続けたい』気持ちと『そろそろやめなきゃ』という気持ちが両方あって葛藤しているよね。それはそれぞれ何パーセントくらい? やめるためにママが何か手伝えることはある?
「まず、葛藤している気持ちを認めます。子どもの心の中にある『やめたいけれど、やめられない』という葛藤を、親が『葛藤している状態そのもの』として認めてあげることで、子どもは安心し、自分を客観視できるようになります。その上で、自分でブレーキを踏むための作戦を主体的に考えさせることで自己制御の実績を積ませます。これにより、脳内にある前頭前野(ブレーキ回路)を刺激してメタ認知能力を効果的に高めます」(井上さん)
これまで「まだやってるの!」「早くやめなさい!」「早く勉強しなさい!」などと怒鳴り、ただただ疲弊していた親にとっては“目から鱗”の考え方ではないでしょうか。ぜひ、実践してみてくださいね。
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