まるでクレージーグルメ?
5月9日放送の「有吉弘行のダレトク!?」(フジテレビ系)の“キモうまグルメ”コーナーに、ギャルメイクでおなじみの藤田ニコルが出演。この企画は、将来訪れるであろう食糧危機に備え、だれも食べないようなものを食べて美味しいかどうか確認しておこうという趣旨。今回彼女は、お笑い芸人の永野、生物ライターとともに、神奈川・相模湾に出撃、「シビレエイ」を捕獲し、その発電器官を刺し身にして試食した。
永野が「舌に電気の味がする」と話すと、ニコルは「キモいキモい」と言いつつ醤油つけてパクリ。「銀紙食っている感じ」と評しながらも「おいしい」を連発していた。電気っぽさ(?)も感じなかったという。
さらに山梨・桂川では、川底をスコップですくって、淡水に生息する国内最大級の二枚貝「ドブガイ」を採取。酒蒸しにするが、あまりの臭さになかなか箸は進まない。それでもニコルは、「コリコリしてうまい」。さすがに全部食べた後のコメントは「ドブ!」の一言だったが。テレビ誌記者が話す。
「『ダレトク』出演当初の藤田は、泣きべそをかきながらケムシやタニシを食べていましたが、今年2月放送の回では、『クモヒトデ』の唐揚げや『マダラコウラナメクジ』という巨大ナメクジを湯引きしてご飯と一緒にペロリと平らげていました。しかも食べた後の食レポは『マズくはない』。まるでリアクション芸人のような体の張り方に視聴者の見る目も変わりましたね」
ちなみに、同番組の司会者・高橋真麻は最大20cmという日本最大のクモ「オオジョロウグモ」の素揚げをパクパクと食べ、「パリパリ。そうめん揚げたみたい」と平然と言ってのけたことがある。ゲテモノ食いも一つの芸になりそうだ。