夏祭りや花火大会真っ盛りですね。電車の中や花火会場などで浴衣を着ている人を見て、自分も着たくなったという人も多いのでは。でも、普段着慣れない浴衣ですから、わからないことも多いかと思います。そこで、「しまった!」とならないためにも、浴衣の着こなしの基本やマナーを紹介しちゃいます!
浴衣を着るときに、まず迷うのが、襟をどちらを上に合わせるか。これは、「右前」といって、右側を先に(前に)合わせ、次に左を合わせます。つまり、左側が上にきます。女性は洋服とは逆になるので間違いやすく、注意が必要ですね。
アンダーウエアは、ノンワイヤーやブラトップなど、胸を強調させすぎないものを。なぜなら、寸胴体型のほうが、浴衣が似合うからです。インナーには和装用の肌着もありますが、最近では上にキャミソール、下にペチコートをはくのも人気のようですよ。
浴衣では着崩れが心配ですよね。そのため、歩くときは、いつもより歩幅を小さくしましょう。イスに座るときは、浴衣の後ろの裾をあげてから座ると、裾が床についてすれてしまうのを防げます。トイレに行ったときは、浴衣やインナーをいっぺんにたくし上げるのではなく、1枚ずつめくり、帯の上に挟むとよいでしょう。
また、屋台で買ったものを歩きながら食べるのは夏祭りの楽しみですが、浴衣を着ているときは座って食べたほうが、うっかり浴衣を汚してしまうリスクも減ります。このとき、ハンカチを膝の上に置くのを忘れずに!
この夏は、浴衣の着こなしや身のこなし方をマスターして、「浴衣美人」を目指しましょう!