後輩のことを思って言ってくれるのは重々分かっているのですが、正直まったく役に立たない。そんな、先輩女子がアナタの会社にもいませんか? 本当にあったお局様のトホホなアドバイスを以下に。
●親は大切にしな~お局
「お盆前のこと。友達と旅行に行く予定を同僚に話していたら、それを聞きつけた先輩が『親は生きてるうちに大切にしな~。盆と正月くらいは実家に帰んなきゃ親不孝だよ』。正論すぎて何も言えないんですが、そんなことわかってますって!」(26歳・IT)
●おしゃれなカフェならココお局
「同僚と『会社の近くにおしゃれなカフェがあったらいいのにね』と話していたら、パーテーションの向こうから『タリーズならあるよ?』と聞こえて、思わず目を合わせちゃいました。おしゃれは人それぞれですが、私たちが言ってたのは、そういうことじゃないんです~」(33歳・電機)
●落語女子お局
「同僚の声優オタクの子が、アニメ『昭和元禄落語心中』にハマってるという話を聞いて、落語にハマってると思っちゃったのか、次の日に『古今亭志ん朝全集』のDVD8枚組セットを『まずはこれ聞かなきゃだめだよ』と持ってきたお局さん。まだ、同僚のデスクの下で眠ってます」(24歳・販売)
●DIYアクセお局
「急にアクセサリーのDIYに目覚めちゃった先輩は、部内の人に自作のアクセサリーをプレゼントしまくり。ちょっとデザインが古いので使い途はないんですが、まったく使わないのも悪いので、いただいた紐のブレスレットでデスクの文房具を縛ってます」(29歳・製造)
●バツイチ達観お局
「バツイチで再婚も諦めているアラフォーのお局さん。女性社員同士で男性のタイプや理想の結婚相手の話になると必ず『だれでもいいから捕まえなきゃダメだよ。1秒1秒、こっちはババアになってるんだから』と力説。30歳のときに『まだどうにでもなる』と思って離婚したけど、えり好みをしていたらいつの間にか40前になっていて、もう諦めたんだとか」(29歳・広告)
亀の甲より年の功。人生の先輩のお言葉はありがたく頂戴するとして、自分が若い子たちに「おせっかいして苦笑い」されることのないよう反面教師にしたいところです。
(酒田美樹)